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かみにえともじ

かみにえともじ

かみにえともじ

作家
本谷有希子
榎本俊二
出版社
講談社
発売日
2012-08-10
ISBN
9784062177337
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かみにえともじ / 感想・レビュー

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YM

本谷本14冊目。もっちんのエッセイがあるのは知ってたけど読むのは結構迷った。作品と作者は別物だと分かっていても、嫌な人だったらどうしようと思ってしまったから。でも10冊以上読んで、さすがにそれもないよなと。で、読んでみると確かに小説に登場するような自意識過剰で、こじらせた感じの人ではあるし、面白いエピソードもいっぱいで笑える。でももっちんは闘ってる!劇団やって、演出やって、本書いて、ラジオやって、世間の評価を受けながら、悩みまくりながら走り続けてる!僕はすごく元気になれた。よしPodcast聴こう!

2014/11/25

たま

小説が大好きなのでエッセイも読んでみました。まず表紙の本谷さんが美人です。服も可愛い。小説から受ける本谷さんはぶっ飛んだ感じ、繊細かつ大胆な感じをイメージしていたのですが、それを良い意味で裏切らず、かつ共感できることも多々あって、より好きになりました。劇作家、演出家としてのストイックな部分や、日常の些細なことから膨らんでいく妄想など、色々楽しめて良かったです。

2013/09/06

しょこら★

なにこの人きれい!けっ!コラムやエッセイってどうせ美人とか才能ある人とか、勝ち組の自慢話だろばーか。羨ましくなんかないもん!!!とか思いつつ読み出したけど、結構おもしろかった。かなり捻くれてるし、ネガティブだし自堕落だし、普通に悩んでるし。ご褒美のお店を探して、でもお店がありすぎて頭パーンしたり、自他の仕種や態度の深読みカモフラとか、私でもあるあるって頷いちゃった。けど、記念すべき読メ333冊目なんだよねこれ。笑

2012/11/26

Y

思っていた以上にボリュームがあった。本谷さんはテレビを見ないイメージだったけど、テレビタレントの考察なんかも面白かった。あと自意識過剰エピソードの数々もうんうん!って頷きながら読んだ。小説でしか知らなかったので色んな一面が知れてよかった。またエッセイ読んでみたいなあ。

2012/10/07

桜もち 太郎

作者本人曰く、自分の性格は自意識過剰で、適当さとストイックさが極端に入り混じっているそうだ。確かに劇作家、小説家、そして劇団の主宰なんだから、そうでないとやっていけないところがあるのだろう。見た目の美しさとのギャップに萌えてしまうわけだが、その内面たるや想像に絶するところがある。しかしこのエッセイを読んでみると案外普通なんだと。数々のエッセイだが良かったのは「バァちゃん」だ。バァちゃんが死んでしまったけれど、泣けなかったことが淡々と描かれていた。→

2021/11/29

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