KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

決戦!桶狭間

決戦!桶狭間

決戦!桶狭間

作家
冲方丁
花村萬月
宮本昌孝
富樫倫太郎
矢野隆
木下昌輝
砂原浩太朗
出版社
講談社
発売日
2016-11-16
ISBN
9784062202954
amazonで購入する

決戦!桶狭間 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

starbro

読む本の在庫が枯渇しそうだったので、準新作の本書を読みました。決戦!シリーズは、初読です。織田信長の大出世戦、桶狭間の戦いに関した著名作家のアンソロジー。オススメは冲方丁の「覇舞謡」と富樫倫太郎の「わが気をつがんや」です。また読む本がなくなりそうな時、他の決戦!シリーズも読んで見たいと思います。

2017/03/13

ナイスネイチャ

図書館本。今川義元側の話が面白かった。特に愚息今川氏真がお気に入り。蹴鞠の名人とは知りませんでした。あと花村萬月さんの改行なしの文章には意図的ではあると思いますが、読みにくかった~。死んだ義元が主人公というのも斬新。

2016/12/31

いつでも母さん

冲方さん、ここまで欠席無しなのね~!今回は『桶狭間』両軍それぞれの遠望思慮があり(乱世だものあって当たり前だぁ)戦国時代は読み物としてはやはり面白い。今回、今川氏真を描いた宮本作家の『非足の人』が良かった。花村萬月の『漸く、見えた。』は花村色が凄いのだが、区切りがなくて非常に疲れた(汗)これも花村作家らしいなとは感じたが。次は関ヶ原の2だそうな。この企画は当たりでしたね。

2016/12/15

hiro

決戦シリーズ第五弾。今回の決戦は、いろいろな作家の作品で読んだことがある桶狭間。そのために信長の話には新鮮味を感じなかったが、織田方では若き日の前田利家、義元の首を取った毛利新介、そして今川方ではこれも若き日の家康、二人の作家の作品に登場する、武士というより文化人、義元の嫡子氏真の話が新鮮だった。まさしくここが、信長や義元という主役だけでなく、脇役にもスポットがあたる、このシリーズのいいところだと思う。最後の花村さんの首となった義元が語る作品はユニークで大変面白かったが、句点がない文章は読みづらい。

2016/12/10

優希

織田と今川の戦である桶狭間。様々な武将たちの立場で語られる戦いは、信長の天下布武の怒涛の始まりでもあったように思います。豪雨の中で嘶く戦が、戦に挑んだ武将たちの運命を変えていったのでしょう。戦国時代の戦においてはやや小さめの戦いではありましたが、ここから武将の歩む道と信長の目指す天下が始まったのだと思うと、戦国時代の道標として歴史に刻まれた戦いと言えるように感じました。次は再び関ヶ原。かつて書かれた関ヶ原とはまた違う関ヶ原が見られるのでしょうか。

2016/11/29

感想・レビューをもっと見る