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冷食捜査官(1) (モーニング KC)

冷食捜査官(1) (モーニング KC)

冷食捜査官(1) (モーニング KC)

作家
とり・みき
出版社
講談社
発売日
2008-11-21
ISBN
9784063727562
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冷食捜査官(1) (モーニング KC) / 感想・レビュー

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hibimoriSitaro

再読。2008年11月初版。そのうちテレビドラマになるだろうなあと20年来思っているが一向にその気がない。ベストは最後のやつ。続篇あるなら吾妻さんみたいに売ればいいのに。オビの「この作品は今はまだフィクションです」の惹句がうまいねどうも。

2016/08/21

marua

再読。ハードボイルドとSFの見事な融合。なのに織り交ぜられてるギャグも秀逸。最初に描かれてから15年以上の開きがあるのにクオリティもテイストも変わらない。全編くすりと笑えて、切なさや哀しさが残る。すごい作家だと思う。帯に書かれた「この作品は今はまだフィクションです」が効いてる。

2013/03/01

さとさとし

食糧事情から合成食料を食べることが当たり前になった時代。効率の悪い自然食を食べることは犯罪となる。 しかし、昔からの食べ物が忘れられない人が違法冷凍食品に手を出す。それを取り締まる捜査官が主人公というわけだ。 とり・みきのポップな絵と密輸されているのが冷凍アジフライなどのフツーの品でバカで面白い。 バカバカしい話を締める気取ったセリフ回しがまた、たまらない。 ラストの話はそのセリフでうっかり泣きそうになる。

2020/04/19

かながわ

絵に騙されてはいけない実はしっかりハードボイルドなのでは。ミックス・ベジタブルがこんなにも胸に迫るのは初めて。

2020/06/26

斑入り山吹

『犬家の一族』を持っているので、初出の古いほう3編は既読。『DAI-HONYA』とか、とり氏の作品ではこういうブラックな味わいのSFが好きなんです。で、この本はどうだったか?余白が全部黒くなっただけで、ずいぶんと印象が変わるものだ、と思った。いやあ、われわれの生活に冷凍食品ってずいぶん浸透してるんだなぁ、と(わたしは使わないけれど)。いいシリーズです。91年から08年までずいぶん長い期間描き継いできた割に、絵は変わらない。女の子がちょっと変わったけど、うーん、かわいくないんだよねぇ。

2011/07/22

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