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希望という名のアナログ日記 (小学館文庫 か 29-6)

希望という名のアナログ日記 (小学館文庫 か 29-6)

希望という名のアナログ日記 (小学館文庫 か 29-6)

作家
角田光代
出版社
小学館
発売日
2022-02-04
ISBN
9784094071139
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希望という名のアナログ日記 (小学館文庫 か 29-6) / 感想・レビュー

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のぶ

いろんなところに掲載されたエッセイを一冊に纏めたもの。内容ごとに三つのカテゴリーに分けられていて、最初がご自身の作家になるまでの事。次が旅行とそこで味わった食事の事。最後がまちや暮らしの事。どれも数ページに思いが込められていて読みやすく、角田さんの人となりが出ていて興味深いが、特に旅行に関しての記述が面白かった。仕事の取材と関係がなく、単純に旅を楽しんでいる感じが出ていて良かった。タイトルにある通り、アナログ感にあふれていて、温かく感じた。作家、角田光代をより深く知る事ができるエッセイ集だった。

2022/02/18

Shoji

角田さんの雑記帳のようなエッセイです。小学生のころから作文だけが得意で作家を目指していたお話、旅や食に対する考え方が歳を取るにつれ変わっていくお話、マラソン奮闘記など盛りだくさんです。私は、もともと角田さんの文章が好きなこともありまして、楽しく読むことが出来ました。

2022/02/10

piro

最近文庫化が続く角田さんのエッセイ集。小学生の頃から作家になる事を夢見て、やがてそれが目標となり、現実となった角田さんの「書く事」に対する強い思いが滲み出る第一部。こうやって角田光代と言う素晴らしい作家が生まれ、育ったのだなぁと感慨深く読みました。第二部以降では那覇マラソンの話や桜の話が印象深い。そしてファミレスやファストフードでは無い、地元の家族連れで賑わう地方独特のお店をいいなあと感じる感覚に共感しました。様々な雑誌に掲載されたエッセイを纏めたものですが、角田さんの一貫した思いや感覚が伝わる一冊です。

2022/03/20

ぶんぶん

【図書館】角田光代のエッセイ集。 人生のその時々で、いろんな考えを持っている著者独自の視線が面白い。 しかし、本当にいろんな小説を書いて来たんだなぁと思う。 しかも、書くことにしんどさを感じさせない。 凄い、女性だと思う。 もっと、自身の内部を描かれたのかと思ったら意外とサラッとしていた。 結婚とか再婚の事とかはちょっぴり、旅とマラソンが好きそうである。 こんなに作品があるのに読んだことがあるのは一握り、もっと角田作品を読んで見ようかな? 

2022/06/02

くみ

自分の生活、近所などもよく見るとそこに思いがあり、変化を続ける。私も同じように懐かしさを感じたりしている。そういう気持ちって大事だし、素敵だと思う。

2022/07/14

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