SSSS すぎむらしんいち短編集: シンイチスギムラズショートストーリーズ (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
SSSS すぎむらしんいち短編集: シンイチスギムラズショートストーリーズ (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
- 作家
- 出版社
- 小学館
- 発売日
- 2023-12-27
- ISBN
- 9784098626731
ジャンル
SSSS すぎむらしんいち短編集: シンイチスギムラズショートストーリーズ (ビッグ コミックス〔スペシャル〕) / 感想・レビュー
Vakira
SSSSとはShinichi Sugimura’s Short Stories の略。ビッグコミックスペリオールに掲載された珠玉の7編の短編。 本の帯には「今こそ読切りの時代」とある。そしてあの大友克洋さん絶賛。「すぎむらしんいちは天災だ！今すぐこの本を買って逃げろ！」とある。よって買ってしまう。成程、良いです。身近なプチＳＦであったり、少年物語であったり、普通に思春期青春ものであったり、家族を持つ漫画家の話であったり。描かれる世界は本当に身近。登場人物のキャラが何処かにいそうでリアルに活き活きと。
2024/03/19
ぐうぐう
すぎむらしんいちの世界において、終末を阻止することと恋の告白は同等に存在している。とはいえ、いわゆるセカイ系とはまるで違う。そこを否定するのではなく、あくまで笑っちゃうところから始めているので、なんだか信じられるのだ。それはつまり、すぎむらしんいちが物語を信じていることを意味する。おふざけだが一途であり、まだ見ぬ未来（もしくは永遠に来ない想像の世界）を懐かしく思える効用が本書の作品達には確かにある。終末を笑い飛ばし、まだ見ぬ『ＳＳＳＳ２』を強く希望する。
2024/01/07
yom
好きなものは変わってないけど、今を面白がる感性は鈍ってない。よって古臭さがまるでない。長編の流れ流れていく感じも良いけど、短編の名手でもあると思う。
2024/01/11
ねむたろ@積読強化月間！！
「The End of The End of The World」が特によかった。普段何を考えてるのか気になる。最後の遊覧船の読者へのサービスもある。
2024/01/02
緑虫＠漫画
★★★★ ベストは「あさぼらけ」。すぎむらしんいちのように異常フィクションを描きまくってきた作家による異常フィクション讃歌。これはやはり異常フィクション愛好家の胸に響く。タイトルが好きなのは「Light my ハートに火をつけて fire!」。
2024/02/05
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