別冊NHK100分de名著 果てしなき 石ノ森章太郎 (教養・文化シリーズ 別冊NHK100分de名著)
別冊NHK100分de名著 果てしなき 石ノ森章太郎 (教養・文化シリーズ 別冊NHK100分de名著) / 感想・レビュー
kei-zu
各界の著名人が石ノ森章太郎の代表作を取り上げる。各人の「石ノ森体験」が楽しい。 私の個人的な経験としては、ソノラマ・コミックス版「仮面ライダー」にしびれた。同作は、本書で石ノ森の黄金期と指摘されている「佐武と市捕物控」と同時期の作品だ。 ライダーは、現代にも続くシリーズとなった。やはり人気シリーズの発端である「秘密戦隊戦隊ゴレンジャー」の開始を少年誌の誌面で見た際のワクワク感を今でも覚えている。 本書でも指摘があるように、石ノ森は偉大な「プロデューサー」であったと思う。
2021/08/14
まっと
子どもの頃、父が職場で借りてきてくれて読んだサイボーグ009。そこが石森章太郎ワールドとの出会い。何度も何度も、そしてその後も様々な作品をむさぼり読んだものでした。今、石ノ森作品についての(自分にとっての)新たな視点を与えてくれたこの本、テレビでの放送は観ていませんが、これまたむさぼるように一気読み。そしてここに展開されている見方も念頭にもう一度、石ノ森章太郎作品に入ってみたくなりました。まずは久方ぶりの佐武と市から。
2022/04/29
tess
島村ジョーは私の初恋の人。009を見つけると手帳から収納box、フィギュアまで買ってしまう。「千年に一度の009の年」という2009年の新聞広告も取ってある。彼の何に心惹かれるのかを本書が解き明かしてくれた。
2021/09/06
みみず
サイボーグ009が週刊少女コミックに載った時は驚いたなあ、という事をふと思い出しました。何十年前だ(^_^;
2021/08/07
paxomnibus
子供の頃、連載時に読んでいた「仮面ライダ-」や「キカイダー」は構図は凄いと思うものの話が「009」に比べて面白いとは思わなかった。だが違うのだ。石ノ森章太郎のマンガはコミックスでまとめて読んでこそ真価が分かるのだ。コマ一つで見ると絵だけど全体をとらえると壮大な物語が広がっている(広がりっぱなしな場合も多いけれど)。そんな事を思い出しながら読んでいた。もう長いこと離れていたけれど、すっかり大人になった今こそ読み直す時なのかもしれない。特に「さるとびエッちゃん」と「ドンキッコ」はよく知らないままだったから是非
2022/04/05
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