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原発を止める人々 3・11から官邸前まで

原発を止める人々 3・11から官邸前まで

原発を止める人々 3・11から官邸前まで

作家
小熊英二
出版社
文藝春秋
発売日
2013-09-26
ISBN
9784163766508
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原発を止める人々 3・11から官邸前まで / 感想・レビュー

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おさむ

来年で3.11から10年。直後から自然発生した脱原発デモの記録。この映画をつくるなど熱心だった小熊英二さんが関係者の証言などを詳細にまとめた本著は歴史的史料として貴重。デモの背景に、日本は過渡期で既存の組織や政治が頼れなくなっている現実がある。本来そうした動きを受け止める政党があるべきだろう。興味深かったのは菅直人元首相の証言。あのフクシマ50にみられたように原発とは最悪の場合誰かに死んでもらう命令を出さなければならないのに、その仕組みが日本にはない。この命題は10年経った今も置き去りにされたままだ。

2020/09/15

壱萬弐仟縁

新刊棚。対話や証言から成る。デモの写真多数の表紙はそれだけで、このくにはまだ大丈夫、と思えた。九電前で母親とベビーカーで〝NONUKES〟とモデルのように闊歩するのは痛快(40頁)。母親の次世代への思いを強くする。高橋則雄氏は、40代が脱原発で闊達、たおやかな人もいると、高く評価されているのはありがたい(43頁下段)。やはり、共通した怒りは奪われし未来。また、デモへ駆り立てるのは未来世代への思いやりであろう。sustainableはここにある。罪のない者たちが脆弱で、放射能に曝露という理不尽さへの怒り。

2014/01/06

gontoshi

色々な人々が反原発で動かれていたということを 感じます。

2020/01/09

tomomi_a

もっとゆっくり読みます。まだ続くのだから。

2014/02/25

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