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炎上フェニックス 池袋ウエストゲートパークXVII (文春文庫 い 47-27)

炎上フェニックス 池袋ウエストゲートパークXVII (文春文庫 い 47-27)

炎上フェニックス 池袋ウエストゲートパークXVII (文春文庫 い 47-27)

作家
石田衣良
出版社
文藝春秋
発売日
2023-09-05
ISBN
9784167920937
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炎上フェニックス 池袋ウエストゲートパークXVII (文春文庫 い 47-27) / 感想・レビュー

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KAZOO

石田さんのこのシリーズも17作目となりました。ストレス発散ということでやはりやめられません。4つの事件が収められていて最近のコロナ下での事件やネットがからんだものということで楽しめました。やはり主人公やキングといわれる人物は強いですね。パパ活というのはまるっきり知りませんでしたがそのような言葉もあるのですね。4作品すべてが同じレベルではないのですが最初と最後の話がよく中の2作は若干中だるみのような気がしました。

2023/09/18

ゆいまある

ぬるい。と言うか甘い。初期の頃はタカシとマコトという二人がカッコ良くてある種バディものでもあったのだが、タカシはどんどん高級になり(資金源なに?)、マコトは冴えなくなっていく。文体のリズム感も鈍くなり、あのお腹に響くような重低音ではもはやない。世相を切り取るという側面も、人にぶつかるだけの加害者がこれだけ報道されるかなとか、地上波局アナでもない人がこんだけ炎上するかなとか、想像力は豊かなんだけどいまいちリアリティに欠く。ハッピーエンドと分かってるから安心して読めるけど、正直このシリーズだらけてきたな。

2023/10/11

さち@毎日に感謝♪

IWGP第17弾。安定の面白さ。単行本から文庫化するまで間がありますが、内容やメッセージ性は全然色褪せないなぁといつも思います。お勧めは表題作の「炎上フェニックス」です。ネットの書き込みで相手が傷つく事が如何に酷いかが分かり、ネットの教育にもいいんじゃないかと思ってしまいました。そろそろマコトにいい人が見つかっても良さそうなのになー。

2023/09/26

ルチル

時期はコロナ真最中。ネットでいわれなき誹謗中傷にさらされ、やせ衰えても、顔のない放火魔たちに屈しない不死鳥のような女性を描いた表題作「炎上フェニックス」が良かった。私も会社のアカウントに、的はずれな中傷コメントをよくもらうが、「面と向かって私達にこのコメントを言えるなら褒めてやろう😈」と毎日思いながら仕事している。卑怯な人間、無知の知を知らない人間。絶対になりたくないものだ。★4

2023/11/05

山田

本当に久々に読了。最近のIWGPシリーズは時事ネタに走りすぎているきらいがあるけど。でもその時々の出来事を記録するという意味では、この作品に存在意義があるのかもしれない。

2024/04/28

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