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クレープを二度食えば(リュウコミックス)

クレープを二度食えば(リュウコミックス)

クレープを二度食えば(リュウコミックス)

作家
とり・みき
出版社
徳間書店
発売日
2011-04-13
ISBN
9784199502439
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クレープを二度食えば(リュウコミックス) / 感想・レビュー

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おーしつ

筒井康隆さんは「時かけ」について「孝行娘」と表現するが、「クレープ…」はとりサンにとっての孝行息子だと思う。孝行娘は「くりん」かな。 「望楼」の加筆を含めどの作品もラスト1ページラスト1コマの余韻が読後まで残る。短編名手ぶりを改めて実感。 恥ずかしでしょうけど今後も「リリカル」な一面をたまには披露していって欲しいものです。

2011/04/27

山田隆

表題作はSFを読み慣れている者なら最初の数ページでオチが分かるような話だが、話の運び方がうまく、十分に楽しめた。他は『望楼』が良かった。「何も変わらない」所がリアル。

2011/05/19

ぐうぐう

ビートたけしがTVで着ぐるみを着てバカバカしいコントを演じられるのは、北野武としてシビアな暴力で貫かれた映画を撮っているからだ。その両極端な振り子が、両方の自分を輝かせる。とり・みきにおけるリリカル漫画も、同じような効用があるのかもしれない。やはりギャグやパロディ漫画のほうがクオリティが高いと感じるが、それも、こういうリリカル作品という振り子があるからだろう。映画『転校生』にオマージュを捧げた『もうひとつの転校生』がいい。

2011/04/15

NEKOS

再読。SFってのは壮大なホラバナシなわけで、登場人物の間にどうしても外的要因が入り込んでくる。二人だけならうまくいくはずだったのに、SF設定が邪魔をし、話をねじまげる。しかもその設定は人智の及ばない、世界を構成するようなものだから、主人公一人の頑張りではどうにも転ばない。あらがえない、どうしようもない事態をどうにかしてやろうという主人公の泥臭い頑張りがリリカル。

2012/03/02

fukumasagami

懐かしく再版を再読。「銀河ネットワークで...」がこんなに分かりづらいストーリーだとは思っていなかった。読む側が年取ってしまったかな。雑誌掲載時は白い宇宙も新鮮だったンだけどねぇ。

2011/04/23

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