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源氏物語 4 (河出文庫 か 10-9)

源氏物語 4 (河出文庫 か 10-9)

源氏物語 4 (河出文庫 か 10-9)

作家
角田光代
出版社
河出書房新社
発売日
2024-02-06
ISBN
9784309420820
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源氏物語 4 (河出文庫 か 10-9) / 感想・レビュー

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真琴

「初音」〜「藤裏葉」。夕顔の忘れ形見、玉鬘をめぐる恋の駆け引きが描かれます。光君の庇護のもとにあるにせよ、あんな風に言い寄られたら「うざい!!」って思ってしまうだろうとその姿が痛々しい。「女子三従の教え」の重みを感じた巻でもありました。

2024/02/18

rinakko

再読(角田源氏は初めて)。今のタイミングで「蛍」の物語論を読むと、「光る君へ」のまひろの声で響いてくるような気がする。そして「藤裏葉」の大団円。おそらくここまでで紫式部は一旦筆を置いたのではないか、という話を聞いた。いよいよ次巻で「若菜」。(あと、玉鬘にねっとり執着する光源氏、普通に気持ち悪いんだが? と思いましたw)

2024/04/11

さとまる

玉鬘がメインに描かれるのだが、これまでと違い光の君の人間らしさがさらに進み、ちょっとセクハラエロ親父さも感じさせる。一方で対比キャラとして末摘花のようなコメディリリーフ近江の君が登場。紫式部の夫藤原宣孝の愛人がモデルらしいのだが、本当なら意地が悪い。

2024/02/25

Chieco

4巻読了。ようやく半分。読み進めるにつれ、脳内が平安時代になってゆく。4巻は玉鬘がメイン。 しかし、近江の君の描写にはつい苦笑してしまった。わたしも彼女同様早口なので、品がないのだ 笑 それにしても、六条院はすごいなあ。足を踏み入れてみたい。きっと1年中飽きない風情があり、優雅な時間を過ごせそう。 それにしても、文章(表現?)が美しく、情景が細かに描かれており描写が素晴らしいなあ、と思う。 日本的で好き。

2024/04/09

yucco

玉鬘を巡る巻。読み進めながら光君の心情や行動にドン引き!?でもそれだけ彼女が魅力的だったという事なのかな。何となくモヤモヤとした状況の中で現れた、どこかコミカルな近江の君と、夫への並々ならぬ思いを突如爆発させる鬚黒の妻…こういうキャラクターを差し込んでくるところがすごいなぁと。光君無双だった第1部が終わり、次からどんなストーリーが展開されるのか楽しみ。

2024/03/07

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