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源氏物語 上 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集04)

源氏物語 上 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集04)

源氏物語 上 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集04)

作家
角田光代
出版社
河出書房新社
発売日
2017-09-08
ISBN
9784309728742
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国文学者・岩坪健先生が読み解く、角田光代訳『源氏物語』のまったく新しい魅力!

『日本文学全集04 源氏物語 上』(角田光代:訳/河出書房新社)

 『対岸の彼女』『八日目の蝉』などこれまで数々のベストセラーを送りだしてきた直木賞作家・角田光代さん。その最新作『日本文学全集04 源氏物語 上』(角田光代:訳/河出書房新社)は、日本の古典を代表する『源氏物語』の現代語訳です。これまでにない読みやすさでツイッター上でも話題沸騰の“角田版『源氏』”とは、いったいどんな作品なのか? 従来の現代語訳とはどこが違うのか? 同志社大学文学部教授で『源氏物語』の注釈書などを研究対象にされている、岩坪健先生に教えていただきました。

――まず、角田版『源氏物語』を読まれてのご感想は?

岩坪健(以下、岩坪) 角田光代さんが現代語訳された『源氏物語』には、大きく3つの特徴があると思います。ひとつめは文章の順番を変えている箇所があること。代表的なのは「桐壺」の冒頭ですね。原文でいうと「いづれの御時にか、女御、更衣あまた候ひ給ひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり」という部分です。

――有名な書き出しですね。古文の授業で習い…

2017/10/1

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源氏物語 上 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集04) / 感想・レビュー

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starbro

池澤夏樹=個人編集 日本文学全集全30巻完読チャレンジ 、https://bookmeter.com/users/512174/bookcases 大トリは、千年を超える性愛の平安絵巻『源氏物語』です。本作は訳者があとがきで語っている様に『源氏物語』に対する訳者の偏愛がなく簡潔でニュートラルな美しい現代語訳です。通勤時間帯の満員電車の中の読書タイムですが、優美で風雅な世界に浸りました。続いて直ぐに中巻を読みたいのですが、2018年5月迄刊行されません。河出書房新社は刊行時期を見直すように。【読メエロ部】

2017/10/24

ケイ

光源氏が色々な女性と浮名を流す、ということしか知らずにきたが、角田さんの現代語訳が出たのを機に読む。読みながら、あきれ、憤る。ほとんど強姦のようなものではないか。なのに訴えることも出来ず。父親が夫でない子を事実を隠して産む話は生理的に受け付けない、というか、それで悪女ならいいのだが、そのクセして何かあるとオロオロ泣いて、病気になって何なんだろうと。こう思えば感情移入は不可能だが、この浮気男の行く末を見てやろうじゃないかという気にさせられた。非常に読みやすい訳。あと2巻が出るのは来年のようだ。

2017/11/05

かける

角田さんは1番に読み易さを意識して訳されたとあとがきにありました。主語がはっきりし注釈もなくストーリーに集中できました。頭中将と光源氏が若い時は恋愛で「絵合」「少女」の帖では帝への入内など政治においてもライバルとして競い合う様子が楽しかったです。それでいて「明石」「須磨」では時流から外れた光源氏をただ1人見舞うなど親友としても描かれてました/紫の上「あさきゆめみし」で成長するにつれ嫉妬深く暗い感じになるなんて思ってたのですが今回は、この状況では無理もないと感じ方も変わりました。署名入り匂い袋が風流でした。

2018/01/22

keroppi

偶然にも、京都・奈良への出張の合間で読み終えることが出来た。京都・奈良の空気が、さらにこの世界観を高めてくれた。これまで断片的にしか知らなかった「源氏物語」。とても分かりやすい現代語訳で物語の中に入り込むことが出来る。章ごとに人物関係図まであり、複雑な人物関係が分かりやすくなるようにしてある。分かりやすいからこそ、現代ではあり得ないような性愛の関係が際立ち、小説としての魅力に引き込まれる。早く次が読みたいが、次はだいぶ先のようだ。角田さん、頑張ってください。

2017/11/01

るな

数多の美女(であろうと思しき人)を、(時には強姦に近い形で)次々とモノにしていく光君。女のみならず、誰もが心奪われてしまうほど見目麗しいから許されてしまうけれど、かなりの肉食系男子である(^-^;。それにしても、顔も知らない相手との暗闇の中で交わされる睦言を恋と呼ぶとは、現代との恋愛観の違いに驚かされる。最愛の人=藤壺女御亡き後、彼の恋心はどこへ向かうのか…というところで「上」は終了。

2018/07/02

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