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疾走! 日本尖端文學撰集 ――新感覚派+新興藝術派+α (ちくま文庫 こ-56-1)

疾走! 日本尖端文學撰集 ――新感覚派+新興藝術派+α (ちくま文庫 こ-56-1)

疾走! 日本尖端文學撰集 ――新感覚派+新興藝術派+α (ちくま文庫 こ-56-1)

作家
小山力也
出版社
筑摩書房
発売日
2023-03-13
ISBN
9784480438652
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疾走! 日本尖端文學撰集 ――新感覚派+新興藝術派+α (ちくま文庫 こ-56-1) / 感想・レビュー

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HANA

大正末期、流星のように一瞬の光を残した文学運動があった。本書はその新感覚派の代表的な作品をまとめた一冊。読んでいると小説の内容よりも、文体のスタイルの方を重視しているように感じるなあ。様々な前衛を経た現在の目から見ても、その実験的なスタイルは面白いものが多いけれども。あと収録されている作家の面々も興味深い。横光利一やタルホはその分野の旗手だったので収録されているのはわかるけど、堀辰雄も含まれるんだ。後期の瀟洒な作品からは想像もつかないけど。あと川端康成の「狂った一頁」、映像もだけど原作も薄気味悪いなあ。

2023/06/17

chie

新感覚派+新興藝術派+αのアンソロジー。一口に新感覚派と言っても、それぞれに個性があって、展覧会の様なアンソロジーだった。(どんなアンソロジーでも、そうなのかもしれないけれど。)解説より、新感覚派が誕生したのは、1924年頃だというから、今は丁度100年後というのが感慨深い。今から100年後に、今の時代を写し取った文学というのは、どんな風に残されるのだろうか、気になってくる。

2024/02/08

大正期の新感覚派とかプロレタリア文学って「未来的で冷酷な首都東京」みたいなイメージを共有してて、これをベースにした大正レトロフューチャーSF行けるんじゃないかみたいなことを思った

2023/09/12

Ta283

モダニズム文学です

2023/09/22

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