日本人にとって聖地とは何か
日本人にとって聖地とは何か / 感想・レビュー
Tenouji
相変わらず、面白い本だなぁ。聖地は卑俗でバランスをとらないといけないんだね…そっか、高尚な事を言うだけではダメなんだw。高島幸次氏の大阪の霊的復興も面白かった。昔は、大阪城の場所に生國魂神社があったんだね。そして、山の民も水辺を移動する人たちの系譜なんだ。
2019/04/20
かん
それぞれの専門知識の話としてはとても興味深い話は多かったけど、正直聖地についてはあまりまとまりがない印象が^^;対談形式の本なので聖地について詳しく、というよりはそれぞれの専門分野の人達が聖地についての話から派生してとりとめもなく宗教や脳科学、仏教について語り合う。という本でした。
2019/07/31
amanon
このシリーズ、ノーチェックだったことを軽く後悔。聖地というテーマに何となし食指が動かなかったのだけれど、クリスチャンという立場からしても、このテーマは実に色々と示唆を与えてくれるということに新鮮な驚きを覚える。何より、聖地が常に俗と隣あっているということ、またそれが時として荒ぶる力を持った危険性を持ち合わせているという指摘には目から鱗。それから、歴史学者高島幸次による都構想批判には溜飲が下がる思いがした。かねてから橋下の宗教的センスの欠落を問題視していたのだけれど、それは都構想にも表れていたのだな…と。
2019/11/30
冬佳彰
うん、いつものようにまとまりがない。まあ、この手の対談は、下手なまとまりがないのが命なのかもしれないが。ゲストによって色んなレイヤーの話が互い違いに出現し、噛み合っていたり、噛み合っていなかったり、と。しかしまあ、世界や世界認識ってのは、実際、そんなものだろう。日本人と聖地を考える上でも、歴史的であたったり、宗教史的であったり、人類学、心理学や世界史、脳科学などなどの「切り方」がある。望むのは、古から続いてきた聖地が、現時点の浅はかな人間たちに都合よく利用されないことだな。
2019/06/30
peko
茂木先生との対談がとてもおもしろかったな。こういう風に土地を見るというのが興味深かった。熊野古道行きたくなった。
2019/06/22
感想・レビューをもっと見る