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論壇日記 2011.4-2013.3

論壇日記 2011.4-2013.3

論壇日記 2011.4-2013.3

作家
小熊英二
出版社
新曜社
発売日
2015-10-02
ISBN
9784788514423
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論壇日記 2011.4-2013.3 / 感想・レビュー

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KAZOO

小熊先生が2011年の4月から2年間にわたり朝日新聞の論壇委員として寄稿したコラムと、そのほかの雑誌に書かれた書評をまとめたものです。さまざまなメディアに掲載された人の論文や意見などをある視点でまとめてそれについてご本人の意見を書き記したものです。ちょうど東日本大震災の直後であったので、かなりな意見が出ていてそれについてかなり読ませてくれました。これだけまとまって様々な意見を読むと自分が埋没するような感じを受けるのですがそうならないのは大したものです。

2017/02/11

壱萬弐仟縁

どんな本を読んだらいいのか困っている人は、本書だけで相当な論稿があり、それらを的確に論評されている本書を歓迎するであろう。こんな論評ができれば素晴らしいと思う。私には力不足で無理だが。今では再読基準本を提起している本とも言える。ゴシ太箇所は著者、論稿タイトル。そこだけみて、周辺に視野を広げる読み方でもよい。2011年7月で、伊藤光晴「経済学からみた原子力発電」『世界』8月号は、歴史や思想からも興味深いという。国策による補助なしに成立しない原発。

2016/01/26

勝浩1958

小熊氏の作品はいつも私をわくわくさせてくれます。数年前の社会の動向を振り返ることができました。今に至っても様々な問題は解決していません。原発事故、震災復興、米軍基地問題、領土問題、歴史認識、改憲問題など、日本の将来に暗い影が忍び寄ってきそうです。問題解決を政治家に丸投げするのではなく、私たち国民のひとりひとりが考えて行動しなければならないと、改めて気づかされました。

2016/01/30

mori-ful

朝日新聞論壇委員会向けに作成したメモと週刊エコノミストで連載した読書日記で構成(13年3月まで)。フランクに書いてあるため、論者論文への率直なコメントが面白い。前書は一種の新聞社・出版社論としても読める。

2016/02/03

hiratax

小熊節全開。後半の読書日記はじっくり読める。インド日記のような、彼の日録を読んでみたい。

2015/12/15

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