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怪談四十九夜 鬼気 (竹書房怪談文庫 HO 434)

怪談四十九夜 鬼気 (竹書房怪談文庫 HO 434)

怪談四十九夜 鬼気 (竹書房怪談文庫 HO 434)

作家
黒木あるじ
我妻俊樹
葛西俊和
黒史郎
神薫
田辺青蛙
つくね乱蔵
冨士玉女
丸山政也
吉田悠軌
出版社
竹書房
発売日
2020-04-27
ISBN
9784801922556
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 夏といえば怪談シーズン本番! というわけで、“お化け好きのバイブル”的雑誌『怪と幽』(KADOKAWA)編集長の似田貝大介さんに、「怪談実話」の魅力について教えていただきました。怪談実話とは、その名のとおり実際にあった出来事をもとに執筆される怪談のこと。田中康弘さんの『山怪 山人が語る不思議な話』や松原タニシさんの『事故物件怪談 恐い間取り』のヒットであらためて注目されるこの分野をさらに楽しむコツとは? オススメ作品5作とともに、似田貝さんがその魅力を語ります。

怪談実話の出発点には、体験談がある

──今日は怪談のなかでも人気の高い「怪談実話」について、お話しいただこうと思っていますが、そもそも怪談実話とはどういうものですか?

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2020/8/11

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怪談四十九夜 鬼気 (竹書房怪談文庫 HO 434) / 感想・レビュー

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夢追人009

百物語の半分弱で49日の語呂に合わせて死や苦という縁起の悪い不吉な言葉を連想させる数字に彩られた10人の実話怪談の達人による贅沢な作品集ですね。今回は我妻俊樹さんは少し大人し目でしたが、つくね乱蔵さんはいつもながら実にいい仕事をされますね。少し気になるのは編著者の立場の故からなのか黒木あるじさんの出来がイマイチだった事ですが、でも全体的に十分に満足の行く作品集でしたね。私が自信を持って本書のベストに推す不気味な一編です。『封印』つくね乱蔵:三十年ほど前、吉川さんは大学を卒業しミュージシャンを目指していた。

2021/05/08

HANA

実話怪談アンソロジー。実話怪談、それもアンソロジーというと玉石混交なのだが、今回は各著者の特色が十分発揮された出来だと思う。一番特色あるのは田辺青蛙の関西ご当地怪談、あそこにそういうのがあるのかという驚きとこのコロナ禍に応じた話始め関西人にはすっと入っている話が多い。他にも各人の体験が連なって行きどんどん嫌感が増してくる辺り流石と思わせる黒木あるじに、相変わらずひたすら嫌感を追求してくるつくね乱蔵、特に「コッカッ」のうすら寒さと言ったら…。等力量をもった人が多数参加しているので、安心して読める一冊でした。

2020/07/26

さりぃ

#怪談四十九夜 鬼気 #黒木あるじ KindleUnlimitedで読了。 奥付を見ると2020/4/1発行。 たくさんの怪談師さんたちの共演本。 激怖いのはなかったがなかなか良いお話もあった。 『そらのおはか』『宿直』『電話帳』 『コッカッ』『兆髪』 辺りは好き。 つくね乱蔵氏の『コッカッ』だけは薄ら寒くなった。

2020/07/20

好きな怪談作家さんが多くて面白かった。

2020/05/27

ネムコ

黒木あるじ氏と愉快な仲間たちによる四十九話の怪談話。面白さと読みやすさは黒木さんが断トツだけど、他の話者のもハイレベル。話運びや下げが巧み。イヤな話では「コッカッ」が一番かな。

2021/07/02

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