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彼女のこんだて帖

彼女のこんだて帖

彼女のこんだて帖

作家
角田光代
ベターホーム協会
魚喃キリコ
出版社
ベターホーム出版局
発売日
2006-09-01
ISBN
9784938508791
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彼女のこんだて帖 / 感想・レビュー

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ドナルド@灯れ松明の火

短編小説。楽しい・切ない・ほのぼのした恋愛等とそれらにまつわるおいしそうな手作り料理が描かれる。各話の後に料理のレシピと出来上がった料理の写真があり、簡単に出来そうでかつ旨そうだ。今単身赴任中だが食事を大切にしなければと思った。あとがきの角田さんの母親との料理を通じたつながりの話はよかった。

2013/08/31

あつひめ

駅伝のたすきを渡すように物語がするすると次から次へとつながれていく。さすが角田さん。人の心の内を素敵に表現していく。そして、これは帯にも書いてあるとおり、2度おいしい…。物語にでてくるお料理のレシピが丁寧に書かれている。どれもこれもおいしそう&簡単そうで試してみたくなる。恋は独り相撲じゃない。相手が居ないとできない。おいしい料理も一緒に味わえる相手がいると味もより一層おいしくなる。私ももう一度一緒に食べる相手の笑顔を思い浮かべながら料理したくなった。ここで紹介されたレシピを一つずつ完成させてみたくなった。

2011/11/20

ゆうまっき

15の写真付きの献立にそれぞれにちなんだショートストーリが書かれてて楽しめました。1話で脇役で登場した人が次の話の主人公となっていくリレー式で描かれてるのもよかったです。主婦ストライキ中の奥さんに代わってミートボールシチューを作る旦那さん、すっかり食べなくなってしまった妹のために一緒にピザを作ってあげる兄などほっこりするお話も多く、レシピも載ってるのでお得な本だと思います。

2018/04/06

楽駿

川崎図書館本。読メ友さんご推薦。GW用に取っておきましたが解禁!本当は第一話だけ先に読んで、早速パルミジャーノ使ったサラダを作った。登場人物が連作で繋がっていく、料理を織り込んだ短編集。どの話も派手ではないのに、コツコツと心を打つ。そしてどの思いも、誰もが経験したことがあるような。更に食いしん坊の私には、このレシピ達は、魅惑的すぎる。本当は一番にラムチョップを作りたかったのだが、最後まで読んだら、ピザも餃子鍋も、タイ料理三昧も、作ったことがあっても、しばらく作っていないものばかり。何より、あとがきが最高!

2020/05/02

Heart

角田光代さん14作目。食の大切さと“ありがとう”の言葉の大切さを教えてもらった素敵な一冊。(*´ー`*)連作短編集。物語に出てくる料理がとにかく美味しそうでお腹が空きます(笑)お話が進むにつれて心にジーンとくる。自分が料理や家事をわずかながらするようになって、改めてお母さんという存在の大きさを感じてます。(*´ー`*)レシピも載ってるので今度作ってみよう。(’-’*)♪心暖まる素敵な一冊でした。(*´ー`*)♥

2015/10/29

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