岡田将生が元ヤクザの誘拐犯に! 100億円の身代金をめぐる名作ミステリー『大誘拐』SPドラマ化

『大誘拐―天藤真推理小説全集』9巻(天藤真/東京創元社)
天藤真の小説『大誘拐』が、東海テレビ開局60周年記念でスペシャルドラマ化決定。出演キャストも発表され、ファンからは「どんなスケールで描かれるのかワクワクする」「めちゃくちゃ楽しみ!」と歓喜の声が上がっている。
同作は100億円の身代金をめぐって繰り広げられる、人間模様を描いた昭和の名作ミステリー。『週刊文春』が主催する“20世紀傑作ミステリーベスト10”で見事に1位を獲得し、1991年には映画化もされた大人気小説だ。
スペシャルドラマの舞台は“東海地方”。ある日、愛知県に住む日本有数の大富豪・柳川とし子(富司純子)が誘拐された。誘拐犯は3人組で、リーダー格は元ヤクザで刑務所から出所したばかりの若者・戸並健一(岡田将生)。メンツをかけて捜査に乗り出す愛知県警は、今回の誘拐事件でたたき上げの刑事・井狩大五郎(渡部篤郎)に指揮を任せることに。
犯人側の要求は、100億円の身代金と“記者会見を開いて身代金への返答”。記者会見にのぞんだ井狩は毅然とした態度で、「100億円の要求は法外だ」と告げた。前…