大手企業の1500億円の不適切会計、その裏には…。椎名桔平主演で『不発弾』ドラマ化
社会の闇をえぐり出す作風で注目を集めている相場英雄の小説『不発弾』が、2018年6月10日(日)からWOWOWでドラマ化されることが決定した。
同作は7年間で1500億円の「不適切会計」を発表した、架空の大手総合電機メーカー「三田電機産業」を中心に物語が進む。明らかになった不適切会計の裏で暗躍するひとりの男と、彼を取り巻く人々の人間模様を描いた社会派ヒューマンサスペンスになっている。
主人公の金融コンサルタント・古賀遼を演じるのは椎名桔平。恵まれない生い立ちの古賀が証券業界、ひいては経済界の“影の立役者”にのし上がる姿を描いていく。
財界に広い人脈を持つ三田電機産業相談役・東田章三役には宅麻伸をキャスティング。和装小物店を営みながら古賀と暮らす内縁の妻・村田佐知子役に原田知世、古賀を証券マンに育て上げた元上司・中野哲臣役に奥田瑛二など実力派俳優が集まった。
主人公と捜査二課の対峙や、バブル期から現代に生きた強欲な権力者たちとの駆け引きで物語は揺れ動く。過去の因縁、そして裏切り。過去と現在が交錯するエンターテインメント作品を期待して待とう。
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