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黒川伊保子

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タレント・その他
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くろかわ・いほこ

「黒川伊保子」のおすすめ記事・レビュー

  • レビュー・書評

「そこそこの美人」にイラッとしてしまう理由とは? 群れの中の自分の序列を守るために発達した女性脳を解剖する

「そこそこの美人」にイラッとしてしまう理由とは? 群れの中の自分の序列を守るために発達した女性脳を解剖する

『女女問題のトリセツ(SB新書)』(黒川伊保子/SBクリエイティブ)

 男性の世界と女性の世界は違うらしい、とはよく聞かされてきた。個を尊重するジェンダーレスの時代になっても、それはさほど変わらないらしい。

 男性から見るとちょっと不思議な世界、女性から見ると当たり前の世界。『女女問題のトリセツ(SB新書)』(黒川 伊保子/SBクリエイティブ)は、男には分かりづらい女性の世界を、脳科学で切り込み、説得力ある解説を試みている。

 本書が掲げるわかりやすいテーマは、「なぜ、女は女にイラつくのか」。その原因と対処法を示している。男性も女性も、本書を読めば女性の言動が腑に落ちるはずだ。

 本書いわく、女性は男性とは違う「女性脳」をもつ。女性脳の特長は、群れで子育てをする動物の本能を備えているため、「周囲に大切にされていないと命が危ない」という危機感をもっていることだという。だからこそ、共感意欲が高く、感性が似ている友達がだんぜん心地よいらしい。ちなみに「男性脳」は、「仲間のために自己犠牲する覚悟」をもっていることが特長である。子育てという本能によって自分自身を守…

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「はい」「ええ」「そう」が相手に与える印象の違いって? 『妻のトリセツ』著者による『ことばのトリセツ』

「はい」「ええ」「そう」が相手に与える印象の違いって? 『妻のトリセツ』著者による『ことばのトリセツ』

『ことばのトリセツ』(黒川伊保子/集英社インターナショナル)

 コミュニケーション能力が高い人は、聞き上手だといわれる。話を聞くためには、相づちが欠かせない。しかし、気の利いた相づちというのは、案外むずかしい。例えば、「はい」という肯定の相づちがあるが、相づちに「はい」ばかりを使っていては、「この人、きちんと話を聞いてくれているのかな?」と疑心を抱かせてしまう。

 パッと思いつくところで、相づちには「はい」「ええ」「そう(なんですね)」の3種類がある。機械的に同じ相づちを使うのは疑心を抱かせるからと、これらをランダムに使えばいい、という単純な話ではないようだ。『ことばのトリセツ』(黒川伊保子/集英社インターナショナル)によると、音韻が脳に与えるイメージには、自然法則がある。「はい」「ええ」「そう」の異なる音韻は、それぞれ固有のチカラをもっている、というのだ。

 心理学の世界に「ブーバキキ効果」というものがある。さて、2つの吹き出しを、頭に描いてもらいたい。マンガのセリフを囲む、あの吹き出しだ。ひとつは、雲形のモクモクとした吹き出し、もうひとつはトゲト…

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「黒川伊保子」の本・小説

中高生の身長を伸ばす7つの習慣

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作家
佐藤 智春
黒川伊保子
出版社
主婦の友社
発売日
2020-04-10
ISBN
9784074425310
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思春期のトリセツ (小学館新書 427)

思春期のトリセツ (小学館新書 427)

作家
黒川伊保子
出版社
小学館
発売日
2022-08-01
ISBN
9784098254279
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夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか (新潮文庫)

夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか (新潮文庫)

作家
黒川伊保子
出版社
新潮社
発売日
2010-11-29
ISBN
9784101279527
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日本語はなぜ美しいのか (集英社新書)

日本語はなぜ美しいのか (集英社新書)

作家
黒川伊保子
出版社
集英社
発売日
2007-01-17
ISBN
9784087203745
作品情報を見る

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