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映画ノベライズ『風の電話』 (朝日文庫)

映画ノベライズ『風の電話』 (朝日文庫)

映画ノベライズ『風の電話』 (朝日文庫)

作家
狗飼恭子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2020-01-07
ISBN
9784022649447
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映画ノベライズ『風の電話』 (朝日文庫) / 感想・レビュー

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nyaoko

映画を見損ねてしまい、ノベライズを買う。風の電話は本当に岩手県の大槌町に実在する。映画は東日本大震災で家族を失い、叔母の住む広島に来たハルの物語。唯一の肉親である叔母が倒れ、ハルは押し潰されそうな不安と恐怖で広島から、岩手へヒッチハイクで帰ろうとする。およそ1300キロの距離、その中で出会った人々の優しさと、彼等が持つ後悔と孤独を垣間見る。一人ぼっちだと思っていたのは自分だけじゃ無かったと気づくハル。分かっちゃいたけど、涙無しでは読めなかった。まだ9年目。今もあの場所を訪れる人は絶えないのだろう。

2020/03/10

彼岸花

映画を観る機会はなかったけれど、大槌町に実在する『風の電話』。震災で失った大切な人を想い、繋がることができる、とても神聖な場所である。設置者の心温まる行動により、想起することができる。主人公ハルも、迷走し、ようやくここへたどり着くことができた。命の洗濯、葛藤を続けながら。高校生にして、過酷で危険な旅。多くの見知らぬ人々との出逢いが、彼女を成長させ、希望を見出すことができて良かった。決してひとりじゃない。広子さんがいるもの。もっと周りに甘えたっていい。人間だから。生きていることの素晴らしさを実感できるから。

2020/04/30

チェス

映画見てみたい、うるる、だろうけど。 図書館本

2020/11/08

Koji Hozumi

映画のノベライズ版。東北の震災で両親と弟を亡くした、主人公の少女。今は広島で伯母と暮らしているが、伯母が倒れたことをきっかけに、自分の居場所探しの旅にでる。向かった先は、自分の生まれ育った大槌町だった。 自分が何のために生きているのか、震災で大切な人を失った人たちは、常にそれを考えているだろう。私たちは、生きている限り、必ず、何かを失う。特に、今、多くの人の命が失われ、多くの時間が失われている。だからこそ、私たちは、数々の困難を乗り越えてきたんだと、主人公の心の成長と重ね合わせ、再認識させられる話。

2020/05/23

最後の羅針盤

生き残ってしまった罪悪感に、簡単に共感などできはしないし、そらを癒せるような言葉も技法もありはしない。傍に居続けて、一人ではない、一人にはさせない気持ちを伝える人。分け持って持ち堪える力を貸す人。淡々とそれが出来る、そんな人になりたい。そんな世の中になるといい。

2020/03/19

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