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朝日文庫時代小説アンソロジー『なみだ』

朝日文庫時代小説アンソロジー『なみだ』

朝日文庫時代小説アンソロジー『なみだ』

作家
青山文平
宇江佐真理
西條奈加
澤田瞳子
中島要
野口卓
山本一力
細谷正充
出版社
朝日新聞出版
発売日
2021-06-07
ISBN
9784022649942
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朝日文庫時代小説アンソロジー『なみだ』 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

既読の作品もあるけれど、沁みる作品はいつ読んでも、誰から読んでも好いなぁ。細谷正充さん編の7話。

2021/07/06

ぽろん

西條奈加さんのみ、既読。人情となみだをテーマにしたアンソロジー。どの話も良かったが、鏡研ぎ師の巧みな話術と人柄で、番町皿屋敷の話で仕事先の娘さんの心の傷を癒してあげる「皿屋敷の真実」が好き。捨て子をした夫婦がこっそり子供の様子を聞いている「なるみ屋の客」も秀逸。どの話も市井の人情に溢れる作品で面白かったです。

2021/07/09

ドナルド@灯れ松明の火

細谷編集なので期待しないで読んだ。意外に青山文平が良かった。宇江佐・西條・中島の3篇は既読。ラスト2編はタイトル「なみだ」と何ら関係がない。ラストの山本一力は面白くもなんともない。細谷はこのクソ作家を選ぶことが多いような気がする。 ややお勧め。

2021/07/17

山内正

府中なるみ屋上方訛の夫婦が旅姿で 店のおりんが道端で蹲ってねえと 血がついた犬を入れる お奈津がお父っつぁんがと入り 横に座る寝てる男を起こそうとせず 残るから食べなよ菜とご飯を置く 堪らず食べ眠くなり奥の座敷に寝かす 父親は目を覚まし寝てる奈津を背負い店から出て行った 三年になるかねあの奈良屋さんに世話になってちょっと位しか返せない 火事を出してね店から 行灯が倒れて二人の娘が家にいて 実の娘が死んじまって あの人が奈良屋さんかと店主に聞く お奈津は捨て子でね 三人で働き慎ましく暮してるよ

2021/06/17

山内正

実は一月前御新造さんにお願いした戯作をと地本問屋が七場所異聞は 取り分け評判でして 妻の朋が死んで一月で驚くが 亡父は俳諧を国元から江戸でも 自分にも才分があるのかと三人の 娘を教えていた 初めから近づく為だったと後に知る 俳諧に躊躇する私に痺れを切らし 戯作を書いたのか 領地の名主の知らせで村に向かう 凶作で救済を願うが片方だけの話に 込み入った事情に知る 夜女は如何と珍しい言い回しに戸惑う 後妻で子が二人、多い方が心丈夫だと部屋に来る 村の事情女の複雑な思惑に 自身の狭い世界が見え 妻の戯作を読むか

2021/06/08

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