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もう一杯だけ飲んで帰ろう。 (新潮文庫 か 38-16)

もう一杯だけ飲んで帰ろう。 (新潮文庫 か 38-16)

もう一杯だけ飲んで帰ろう。 (新潮文庫 か 38-16)

作家
角田光代
河野丈洋
出版社
新潮社
発売日
2023-11-29
ISBN
9784101058375
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もう一杯だけ飲んで帰ろう。 (新潮文庫 か 38-16) / 感想・レビュー

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奏市

夫婦で酒場に行きその時の感想を夫婦各々が3ページ程ずつに纏めたもの。39店舗分。荻窪周辺が多く角田さんの小説『ドラママチ』の舞台はこういう所なのかと想像する。並行して読んだ『結婚とわたし』の山内マリコさん夫妻とは対照的にアグレッシブに外出るのが好きな夫婦。角田さん夫妻、山内さん夫妻とも子がいないこともあってか夫婦の時間が充実しているのが伝わる。作家の角田さんはともかく旦那さんの河野さんが文章うまく妙に心残る内容もある。お二人とも人と飲むのが好きなのがよく伝わり、反対に自分は一人酒が好きだなと改めて思った。

2024/03/24

niz001

この構成面白いな、同じお店をお二人が別々に語る。蟹静寂w。

2023/12/29

Nobuko

夫婦で飲み歩くって理想だね どの店もおいしそうで行ってみたくなりました そんなに飲めないけど(;^_^A

2023/12/09

Naohiro Kobayashi

私の趣味は週2回の酒場放浪。店主や常連さんとの会話や1人物思いにふけったりと楽しい時間を過ごせている。なので前々から酒場放浪記的な本を探していた。感想は75点といったトコか。全38店について、角田、河野両氏夫婦がそれぞれ紹介しているのだが、河野氏のエッセイに好感が持てた。いきなりお店の事から語るのではなく、自分の近況や普段感じている事をつぶやき、そこからそのお店や人気料理につなげている。文章も、深く、味わい深く、興味深い。直木賞作家の妻の影響を受けているのだろうか。

2024/01/14

オールド・ボリシェビク

角田光代夫妻の飲み歩き日記である。よく飲んで、よく食べている。角田はそんなに量は食べないそうだが。登場するのはほとんど、東京都内の店なので、地方在住者としては飲み屋ガイドとして活用するわけにもいかないのだが、酒に寄せてつづられる味のあるエッセイがなかなかのもの。角田光代、いつも最初の一杯がビールではなく、レモンサワーであることが妙に気になる。

2023/12/10

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