いのちのパレード 新装版 (実業之日本社文庫)
いのちのパレード 新装版 (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー
ピース
短編集だけどオチがよく分からない話もあった。「橋」「当籤者」「あなたの善良なる教え子より」「SUGOROKU」がおもしろかった。
2024/02/09
けんけんだ
喩えがあまり響かずあまり読み進められなかった。「当籤者」「あなたの善良なる教え子より」はまあまあ
2023/11/19
ぴちか
本当に1人の作家が生み出したものなのか?と疑いたくなるほど、多種多様な短編集です。共通しているのはSF(少し・不穏)な雰囲気だけ。一作目の「観光旅行」から引き込まれますが、私は「当籤者」「かたつむり注意報」が好きです。
2023/10/25
咲
ようやく。ようやく、恩田陸作品の頻出モチーフを見つけ出し、他作品のそれと結び付ける遊びができるようになってきた。こんなにひとりを追ったのは久々だ。学童期のはやみねかおるや西尾維新以来ではないか?うれしい。この数ヶ月に短期集中で浴びた恩田陸と、思春期に読みふけった恩田陸が結びついていく感じがする。「隙間」が怖いのは、ネバーランドの少年。不連続の世界に通ずる世界の断絶や裂け目にも言及。「蛇と虹」にも「かたつむり注意報」にも登場する虹。三月は深き紅の淵をで、生まれ変わったら何になりたい?の選択肢に虹が出てきた。
2023/11/29
Tatsuo Ohtaka
バラエティと奇想に富んだ幻想短編15編を収録。「ジェイ・ノベル」連載順のまま掲載しているのが、作者らしい企みだ。なかで好きなのは不気味さが愛しい「かたつむり注意報」かな。
2023/10/11
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