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刑事コロンボの帰還

刑事コロンボの帰還

刑事コロンボの帰還

作家
山口雅也
大倉崇裕
樹林伸
七尾与史
降田天
菊池篤
出版社
二見書房
発売日
2020-10-26
ISBN
9784576201696
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刑事コロンボの帰還 / 感想・レビュー

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buchipanda3

ミステリ作家による刑事コロンボ本。2部構成で前半はドラマ化の背景などの読み物。「殺人処方箋」の原型小説(再録)も。後半はコロンボ好きの作家陣によるトリビュート短編集。トリビアからミステリ小説とコロンボ愛が詰まっていて楽しく読めた。ドラマネタ(コロンボ以外も)が豊富。映画「市民ケーン」の謎解きが面白かった。コロンボの影にクイーンや罪と罰、ブラウン神父がある話も。短編集は思わずニヤリとなるものばかり。クレイマー刑事とウィルソン刑事の共演とか。道絡和尚も登場。好みは降田さんの作。偏愛エピソードが同じだからかな。

2020/11/01

ハスゴン

たっぷりとコロンボが楽しめて、改めて映像がみたくなります。トリビュート作品も楽しめます。

2021/03/07

アプネア

「刑事コロンボ」全45話はBSの再放送で一応、通観しています。とはいえ、まだまだライトなファンレベルですかね。本書は2部構成、1部では資料・エッセイ編で、ピーター・フォークの経歴を網羅しつつ、全話をA型(本格ミステリ)、B型(犯人共感ドラマ)に分類。で2部は、トリビュート小説編。コロンボ愛溢れる人気作家の書き下ろしとなっている。ちなみに、私的「コロンボ」偏愛エピゾードとして、ベタですがA型では「二枚のドガの絵」。B型では「別れのワイン」かな。

2021/03/28

nishiyan

コロンボ生誕60周年記念出版というだけあって、旧シリーズ全45話の解説などの資料・エッセイ篇とトリビュート小説篇の2篇を軸に構成されている。コロンボ前史といえる序章も読み応えがあり、大満足。菊地秀行先生の博識ぶりに驚かされた。トリビュート小説はどの短編も面白いのだが、一番は「ゴールデン・ルーキー」。あの大事件直後に起こった警察内部の不祥事にコロンボが挑む。野心家の新人警察官とコロンボの対決とともに、あの部下の大活躍が光る。短編集として別に出してもらいたい。また新シリーズを扱った続編が出たら嬉しいです。

2020/12/04

寒っ!!

おそらくそこまで製作者は想定していないだろうが,マニアの失礼ながら思い込みに近いと感じる考察には敬服する。自分もコロンボのDVDボックスを購入したり,本も可能な限り読んではいるが,本当に好きな人はすごい情熱を傾けるのだな。

2021/08/31

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