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生まれた時からアルデンテ

生まれた時からアルデンテ

生まれた時からアルデンテ

作家
平野紗季子
出版社
平凡社
発売日
2014-04-24
ISBN
9784582836608
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生まれた時からアルデンテ / 感想・レビュー

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夜長月🌙@5/19文学フリマQ38

タイトルからグルメリポートか食文化の評論かと思ってましたが全然違いました。料理やレストランの話が主なのですが彼女のあるものを見出だす感性とそれを表現できる文才に惚れました。出版が大学を卒業した4月なので書いたのはなんと学生の頃ということになります。作家の食エッセイとは違う唯一無二の味わいがありました。

2020/06/10

おくちゃん🌸柳緑花紅

小学生の頃なのに食べ歩きダイヤリー!!美味しいものは色々あるけれど、今回はこの一冊が丸々美味しかった♪センス、文章、写真!!クスクス笑って、よだれが出て、小さな散財がしたくなったらいつの間にか埃を被る雑貨より、消えてなくなる料理はすがすがしい。そうだね!!一番素直でいられる時間、それがご飯を食べている時、ごはんは「どうもね~」って感じで…わかる~!!わかる!!

2015/05/06

もんらっしぇ

確信めいた予感は確かにありました。いつかこんな方が出現しメディアを騒がせるんじゃないかと。(実際にはそこまで話題になってませんかねw)著者は幼少期から食べ歩きダイアリーをつけていたほどの筋金入りのグルマン。新鮮な切り口・視点よりの、苔や蟻や土を提供する超高級店、全国展開の大手ファミレスやコンビニアイスまでの記述、なるほど食への愛に分け隔てがありません。一方で余計なお世話の勝手な心配ですが、ひとつは「博報堂新人コピーライター」という肩書を拝見し、一昔前の「椎名桜子」騒動を想い出してしまったこと…

2022/11/07

バネ

この作家の「食」への果てしなき執着に敬服!あと、表現の多彩さに楽しんで読むコトが出来た。(この放り投げるような発言、不味いモノは不味いと言える潔さ)特に面白かったのは「冷蔵庫のダミアン・ハースト」!また共感出来た話も多数あり、今一度「食」に関してきちんと向き合いたいという気にさせられた。

2022/09/06

tetsubun1000mg

筆者が書いた「味な店」を読んでいたら「生まれた時からアルデンテ」を書いた人だと分かり先に読むことにした。 タイトルのセンスがいいので気になっていた本だが、今まで読んできた食レポ、お店紹介、グルメリポートのどれでもなく筆者の食やお店、職人さんに関して感じた事を書いているような印象。 2014年に出版当時23歳だそうだが、誰の真似でもないみずみずしい感性で書かれている。 最後のロイヤルホストの遅番フロア担当者の件は驚きの結末。 読み物としても結構面白い。

2021/10/08

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