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噓と人形

噓と人形

噓と人形

作家
岩井志麻子
出版社
太田出版
発売日
2017-07-06
ISBN
9784778315832
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噓と人形 / 感想・レビュー

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starbro

岩井志麻子は、新作中心に読んでいる作家です。この表紙は何だと思いつつ読み始めました。先日読んだ『今日はヒョウ柄を着る日 』に続いてヒョウ柄繋がりでした。 https://33man.jp/img/mmm/docs/000/441/iwai_s.png 本書は、貧困女子岩井志麻子同化妄想小説です。気分が悪くなりたい時に、読むのが最適な厭な小説です(笑)

2017/11/13

Yuna Ioki☆

1752-185-26 作家岩井志麻子自身をパロディにしてる?イマイチ。。。。

2017/08/18

くさてる

読んでる途中でなんどか本を閉じて休憩した。怖い。気持ち悪い。生理的に辛い。なのに読み進めずにはいられない。これはどういう本なんだろう。岩井志麻子らしい自虐や楽屋落ち、悪夢のような架空の事件、隣にいてもおかしくないような身近な狂気と貧困の暴力、ネットの海に漂うフェイク、なんども入れ替わる信用できない語り手。稚拙なのかそれも計算なのか分からない入れ子のような構成。とりあえず筋の通った物語を求める人にはお勧めできないけれど、岩井志麻子は怖い。この表紙に騙されちゃダメだ。岩井志麻子は一級のホラー作家だよ。

2017/08/05

うーちゃん

ヒョウのコスプレしてバラエティーに出てる、岩井志麻子って下品な作家いるでしょ?あの人、関わってるかもしれないんだよね、私の姉が惨殺されたあの事件に・・。という、しょっぱなからメタ炸裂の志麻子風イヤミス。残念ながら、このスタイルは最近では真梨さんの印象が強いので、新鮮さはさほど感じない。現実と虚構の境界がぼやけた世界で語られる物語も、まわりくどくわかりにくいばかりで興味が続かず。「ぼっけえ、きょうてえ」を代表とする岡山ホラーは大好きなので、またそちらを開拓してほしいなあ。

2018/05/25

ひろろん

何度も読むのを止めたかったのだけれど、一度読み始めた本は最後まで読まなければならないみたいな自分の中の決まりがあって、くじけそうになりながらもなんとか読了。一言で言えば、回りくどい。良い方に解釈すれば、面白い手法とか、凝った仕掛け。よくもまあ、一つの事件と思しき事をこれだけ長々と書けるものだと感心。途中で実話?との錯覚に陥りそうだったが、もちろんそんなことはあるはずもなく、そう思わせるのはやっぱりすごい。はー、でも読んで疲れた。

2018/08/10

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