一度読んだらクセになる、トホホなお化けたちとの同居生活!
子どもの頃、『アダムス・ファミリー』や『怪物くん』に出てくるような、お化け屋敷に住んでみたいと思ったことはありませんか?
あるある、と答えたあなた(同志ですね!)に是非オススメしたいのがこの作品。10代の姉弟とお化けたちとの一軒家での共同生活を描いた、ギャグホラー4コマ『ぼくと姉とオバケたち』です。
舞台となっている家(墓場の跡地に建っているらしい)には、幽霊はもちろんなぜかカッパまで、数え切れないほどのお化けが棲みついています。四六時中、あの手この手でちょっかいを出してくるお化けたちのせいで、主人公の男子高校生・マサルはいつも大絶叫するハメに。気の抜けない毎日を送っています。
一方の姉は怖いもの知らず。幽霊をクーラーやつけもの石代わりに使ったり、お婆さんの幽霊にゲームのレベル上げをさせたりと、非道なふるまいでお化けたちを怯えさせます。可哀相に…。この作品で描かれるお化けは、怖いのに、妙に間が抜けていて、どこか人間くさい(?)のが大きな特徴。読んでいるうちに、間抜けでトホホなお化けたちにじわじわ愛着がわいてくることでしょう。
お化けと姉弟のかけひきに大…