小出恵介「危ない女の人との恋愛劇、やってみたいです」
毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある1冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、映画『ボクたちの交換日記』で30歳目前のお笑いコンビの片割れ「甲本」を演じた小出恵介さん。本誌インタビューでは、荒木飛呂彦の大河漫画『ジョジョの奇妙な冒険』を全巻買いし、1日1冊ずつじっくり集中しながら読み進めていると語っている。JOJOワールドの住人となったがゆえに、俳優の仕事の時も、JOJOの気分で演じることがあるそうだ。
現在第8部連載中の『JOJO』の魅力は、登場人物それぞれの超能力をキャラクター化した「スタンド」。第3部で、ライバルDIO側につく“エンヤ婆”が、DIOのスタンド能力を最大限引き出そうとアドバイスする言葉に、小出さんは感銘を受けた。
「大切なのは『認識』することですじゃ! スタンドを操るという事は できて当然と思う精神力なんですぞッ!」 (コミックス28巻14ページ)
自分の能力をきちんと認識すること、自分はその能力がうまく操れるんだという精神力を高めることで、自分の能力をも高めること。…