村上春樹作品は、おっさんと女子学生が“おっぱい”について語ることが多い?【連載】〈第1部 顕れる女子学生編〉
2017年2月、分冊となると2009~10年に出版された『1Q84』以来となる長編小説『騎士団長殺し』(新潮社)を上梓した村上春樹。本作はこれまでに多くの書評やあらすじ、謎解きなどが行われてきた。 そこでここでは趣向を変え、村上作品に繰り返し現れるものや…
2017年2月、分冊となると2009~10年に出版された『1Q84』以来となる長編小説『騎士団長殺し』(新潮社)を上梓した村上春樹。本作はこれまでに多くの書評やあらすじ、謎解きなどが行われてきた。 そこでここでは趣向を変え、村上作品に繰り返し現れるものや…
『職業としての小説家』もそうだが、毎回新刊が発売されるたびに、これでもかというほど話題となる村上春樹氏。作家でここまで大々的に取り上げられる人なんて、他にちょっといない。それが鼻について、距離を置いている人も多いだろう。ただ、この『村上さ…
村上春樹に関する謎は、国民全般に共通した疑問ではないでしょうか。私の周りもみな必ず春樹を読みます。「みんなが読んでいるから読む」「話題になったから読む」「また出たから読む」という人がほとんどで熱烈なファンという人を見たことがありません。み…
アタシャね、村上春樹読んでますよ、いちおうね。でもね、わっかんねーっちゅうの。なにが書いてあんだい、あれってさ。 『風の歌を聴け』。なんでラジオのディスクジョッキーが入ってくんの? 『1973年のピンボール』。誰があんなにたくさんのピンボール台…
村上春樹狂想曲から3か月が経とうとしておりますが、皆さまは読まれましたでしょうか、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』。読んだ方にはもちろん、買ったはいいけどまだ読めてない、読んだほうがいいかもだけどなかなか時間が、という方にお勧め…
皆さんはしっかりしているタイプですか? それともうっかりしちゃうタイプですか? 生田はとってもうっかり者です。 オートロックで中に鍵を入れたままドアを閉めちゃったり、財布を置き忘れてきたり、待ち合わせ場所を勘違いしたり…とあげればきりがないほ…