『小説TRIPPER』創刊20周年記念号 伊坂幸太郎、朝井リョウ、阿部和重など人気作家20名が共演!
『小説TRIPPER』が創刊「20」周年を記念し、2015年6月18日(木)にリニューアル号を発売した。文学界の第一線にいる「20」人の作家陣が、「20」というテーマで短編小説を執筆。純文学、エンターテインメントを問わずに集められた書き手たちには、朝井リョウや…
『小説TRIPPER』が創刊「20」周年を記念し、2015年6月18日(木)にリニューアル号を発売した。文学界の第一線にいる「20」人の作家陣が、「20」というテーマで短編小説を執筆。純文学、エンターテインメントを問わずに集められた書き手たちには、朝井リョウや…
『あなたが消えた夜に』(中村文則/毎日新聞出版) 人間が一番に信じている「宗教」は自分自身だ。プライドとエゴの中で、自分が正しいと思うこと、大切にしたいことを重んじて、私たちは生きている。だが、人は万能ではない。強く信じていたはずのものが揺…
『教団X』(中村文則/集英社) 辛い、生きづらい、だが、死ぬ勇気はない。見たくないもの、認めたくないものから目を背けて生きられれば良いのだろうが、なかなかそうやって生きられない。無条件に自分を肯定してくれる場がほしい。そう思う者が、自分を救っ…
フリーペーパーイメージ 河出書房新社が発行する文芸誌『文藝』の創刊80年を記念し、人気作家たちのスペシャルフェアが全国書店で開催されている。 2014年5月からは、新刊『風』が発売になった青山七恵氏の掌編「微風」を掲載したフリーペーパー「青山七恵の…
2人の女性を焼死させ死刑判決を受けた男の本を書くため、「僕」は被告に面会し取材をする。調べるほどに事件の全容が理解できない。被告の姉は弟同様、掴みどころがなく男を破滅させる。大切な存在を失った人たちが群がる人形師。著者渾身の書き下ろし小説。
存在感が文学的とも評される役者・綾野剛が「衝撃を受けた」と言い、いまもっとも多くの人から信用を受ける“書評家”であるピース又吉も「僕が生きる糧にしている作家」とさえ語ってしまう。――この旬なふたりから熱烈なラブコールを投げかけられているのが、…
作家・村上春樹の特集号となる『ダ・ヴィンチ』10月号の表紙を飾るのは、NHK朝ドラ『カーネーション』の周防、ドラマ『Mother』の“虐待男”浦上などを演じ、瞬く間に旬の役者となった綾野剛。特集内でも、『1Q84』の主人公・天吾を演じたグラビアを撮り下ろし…
僕が知り合った女性は、「折鶴事件」と呼ばれる一家殺人事件の遺児だった。両親と兄は密室状態の家で殺され、彼女だけが生き残った。事件に強く惹かれた僕は、事件のことを調べてゆくが――。圧倒的な筆力、巧みな謎解き。読者の魂を震わせる、著者の最高傑作。