『いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件』 (大崎善生/KADOKAWA) デビュー作『聖の青春』が映画化され、話題となっている作家・大崎善生の最新作『いつかの夏 名古屋闇サイ…
社会
2016/12/1
大阪で我が子を殺して遺棄した親が逮捕され、ニュースやワイドショーで話題となっている。実にイヤな話だが、現代にはこのような事件が非常に多いのも事実。他にも通り魔…
社会
2016/11/29
平気でウソをつき、罪悪感ゼロ…。そんな“あの人”の脳の秘密を解き明かした『サイコパス』が、2016年11月18日(金)に発売された。 外見はクールで魅力的、会話やプレゼン…
社会
2016/11/29
『さよなら渓谷』、『悪人』、『怒り』。芥川賞作家・吉田修一はこれまで、犯罪事件によって広がった波紋を描く長編を継続して発表してきた。最新作『犯罪小説集』は5編か…
新刊著者インタビュー
2016/11/14
今やクリックひとつで何でも手元に届く便利な時代。では、クリックひとつで違法ドラッグや個人情報が買える、もしくは殺人依頼ができるとしたら?―― 「買えないものは何も…
社会
2016/9/30
良心と法―。人間が社会生活を営むときに、尊重されるべき二つの概念は互いが互いを支え合っていると信じられている。良心があるから法は守られ、法は良心を守っていると多…
社会
2016/9/28
はっきり言おう。 障害児は生きてはいけないのである。 障害児は殺されなければならないのである。 この、あまりに凄惨な文章の書き手は横田弘(1933~2013)。脳性マヒ(…
社会
2016/9/12
写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ 巷には、今日も味わい深いセンテンスがあふれている。そんな中から、大人として着目したい「大人センテンス」をピックアップ。あの手こ…
エンタメ
2016/8/30
人に好感を持ってもらうことはうれしいものだ。しかし受け入れられない相手からの過度の好感は時に嫌悪感へと変わり、恐怖へと変貌していくこともある。その典型が“ストー…
社会
2016/8/4
『万引き老人』――社会の暗部をのぞきこむようなタイトルだ。 失うものがない人間は、一番強い。その意味でいうと、人生をあきらめている高齢者はかえって最強。刑務所も高…
社会
2016/7/14
「人を見かけで判断してはいけない」といいながら、「人を見たら泥棒と思え」という。不審者に注意して歩きましょうというが何に注意すればよいのかはわからない。犯罪者…
社会
2016/5/20
2009年に裁判員制度が導入され、以前よりは身近になった裁判。しかし、裁判員や他の形で裁判に関わったことのある方は、どのくらいいるだろうか。筆者自身も、裁判所に行…
社会
2016/5/8
4月16日、63歳の会社員が東京メトロ千代田線の車内で、つり革を引きちぎったとして逮捕された。えーそんなに簡単にちぎれるもの?犯人は巨漢か筋骨隆々?そう思ったけれど…
社会
2016/4/28
3年連続で2万件超え――。これは2013年から15年にかけて、警察庁が把握した「ストーカー事案」の認知件数だ(警察庁の統計資料より)。このストーカー認知件数は、2000年11…
社会
2016/4/15
犯した罪には償いを…というのは、古から続く理です。日本史を見ても世界史を見ても、まさに、人あるところに法規あり。時代や地域によって差はあれど、一定の罪を犯した者…
文芸・カルチャー
2016/2/20
検察官、弁護士というと、あなたはどんな人物像を思い浮かべるだろうか。正義の味方、努力家、天才、高給取り――。最近は法曹の犯罪も目立つため、良いイメージばかりでは…
社会
2016/2/17
私が子どもの頃、となり町の静かな住宅街で凄惨な殺人事件があった。現場となった家の前には連日マスコミが詰めかけ大々的な報道合戦が繰り広げられていたが、時が経つに…
社会
2016/2/9
日本の刑法において、強姦罪を犯した者は、3年以上(20年以下、刑法12条1項)の有期懲役に処せられる(177条1項)。これは、強盗罪を犯した者が5年以上20年以下の有期懲役…
社会
2016/2/4
薬物依存症患者・田代まさし。若い世代の方はご存じないかもしれませんが、彼は「マーシー」の愛称で知られたタレントでした。歌手活動の傍ら、類稀なるギャグセンスでバ…
社会
2016/2/2
『獄中で聴いたイエスタデイ』(瀧島祐介/鉄人社) 1980年1月16日。世界的ミュージシャンであるポール・マッカートニーは、警視庁の留置場にいた。ビートルズ解散後に結成…
文芸・カルチャー
2015/10/19
『犯人に告ぐ2闇の蜃気楼』(雫井脩介/双葉社) 人間は、自らの「正義」を全うするためならば、他を欺くことさえも厭わない生き物だ。嘘も方便。なにも人を騙すのは、犯罪…
マンガ
2015/10/6
『「昔はよかった」病』(パオロ・マッツァリーノ/新潮社) たまの休みに東京の下町を散歩して、「こういう古き良き昭和の香りがする家並みや風情を、いつまでも残してほ…
社会
2015/9/2
『ネット私刑』(安田浩一/扶桑社) 凄惨な事件が起きるたびにネット上で行われる犯人探し。それは時に警察の捜査よりも素早く犯人を特定してしまうほどの情報能力を持つ…
社会
2015/8/17
『クローズ・アップ』(今野敏/集英社) その人だからこそ持ち得た武器で、高度な仕事を成し遂げるものを人はプロフェッショナルと呼ぶのだろう。執念というべきか。矜持…
文芸・カルチャー
2015/8/5
『性依存症のリアル』(榎本稔/金剛出版) ビル・クリントン元アメリカ大統領やプロゴルファーのタイガー・ウッズの愛人問題で知られるようになった「性依存症」。今月、…
社会
2015/7/27
『大切な子どもの守り方』(舟生岳夫/総合法令出版) なにかと物騒な今の時代、暗くなるまで外で遊んでいる子どもを見ると、「危ないな」と思ってしまう。自分が子どもの…
社会
2015/7/11
『触法少女』(ヒキタクニオ/徳間書店) 腹を痛めて産んでも、子どもは生を受けたその瞬間からひとりの確固たる人間である。しかし、悲しいかな、言うことを聞かない子ど…
文芸・カルチャー
2015/6/5
『礼讃』(木嶋佳苗/KADOKAWA角川書店) ここ数年、ホリエモンの獄中メモなど、刑務所にいる受刑者の言葉が支援者の手によりブログ等で発信される機会が増えてきた。こと…
文芸・カルチャー
2015/3/26
『鵺の鳴く夜を正しく恐れるために——野宿の人びととともに歩んだ20年』(稲葉剛/エディマン) 鵺(ぬえ)とは、平安時代の伝説上の妖怪である。サルの顔、タヌキの胴体、…
社会
2015/3/8
『老人喰い高齢者を狙う詐欺の正体』(ちくま新書) 警察庁のまとめによると、「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」「架空請求詐欺」といった「特殊詐欺」の年間被害総額が、…
社会
2015/3/5
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