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ヘブンメイカー スタープレイヤー (2)

ヘブンメイカー スタープレイヤー (2)

ヘブンメイカー スタープレイヤー (2)

作家
恒川光太郎
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2015-12-02
ISBN
9784041034668
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ヘブンメイカー スタープレイヤー (2) / 感想・レビュー

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紫 綺

スタープレイヤーに選ばれた佐伯逸輝を中心に描く異世界冒険譚。文明人進化の縮図を見るようで、とても興味深く楽しむことができた。望む人間と共に、願い事も成長していくものだ。

2016/02/13

takaC

籤引きも非籤引きもイヤだな。

2016/08/14

nobby

前作にも増してファンタジー色は薄く現実的。死んだ人が集められた町「ヘブン」と、恋焦がれた女性を呼び寄せるありふれた展開が綴られる「サージイッキクロニクル」、交互に語られる二つが全く噛み合わない前半は正直戸惑うばかり…それが一つの挫折をきっかけに、読み手に想像させるまま繋がり出すのが爽快!その聖人への突然の覚醒は半端ないけど(笑)もう夢中で読む圧巻の後半だが、亀人間の呪縛や奴隷・処刑の様子など残酷かつ哀愁も漂う。サージの行方の仕掛けには納得。何にしても万能過ぎるスターボードと複雑極まりない願いに思わず笑う。

2018/10/24

おしゃべりメガネ

久しぶりに五百頁弱の作品を読了し、なんともいいようのない読後感にひたっています。恒川さんの「スター」シリーズ第2弾ですが、本作も前作以上に圧巻な内容でした。正直、前作を読んで少し間が空いてしまったからか、前作からの登場人物と思われるキャラにしっかりとハマれず、ちょっと勿体なかったです。しかし、本作は本作で前作を遥かに超えるスケールアップに成功し、昨今の作家さんでここまでしっかりとした異世界の話を綴れる作家さんは、そうそういないと思われます。これまでの恒川ワールドとは少し違ってますが、これはこれでありかな。

2018/11/20

ちはや@灯れ松明の火

ここは天国?それとも異世界?突然な死の気配のトンネルを抜けるとそこは死者の町。家屋日用品あり、ガス電気なし、未知への不安恐怖あり、三千人超の仲間あり。食料調達に名簿作成、地理調査に広報活動、知識がなければ知恵と度胸と結束で補ってみんなで新天地開拓。凶暴な野生動物、人種間の階級と対立、天国と呼ぶには物々しい。マルイのある無人都市、前科持ちの亀人間、異世界なのにどこかが身近。雲つくバベルが落とす影、星の奇跡で町を生んだ聖人が語りし伝説、受け継いだ希望の鍵。ここはヘブン、彼とぼくらのかけがえのない冒険の軌跡。

2016/07/17

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