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見知らぬ私 (角川ホラー文庫 403-2)

見知らぬ私 (角川ホラー文庫 403-2)

見知らぬ私 (角川ホラー文庫 403-2)

作家
綾辻行人
出版社
KADOKAWA
発売日
1994-07-01
ISBN
9784041704042
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見知らぬ私 (角川ホラー文庫 403-2) / 感想・レビュー

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ひろちゃん

怖くて夜眠れなくなるような短編集。見知らぬ私を書いた短編集ってどんなんだろう?って好奇心で読んでみたけど見知らぬ私は感じられんかった。むしろ最初からそんな人間じゃなかったのだろうか。これ夜読んだら絶対恐い。

2017/11/10

みや

8人の作家の短編が収録されたホラーアンソロジー。学生時代は幻想的なホラー作品が好きだったので、当時であれば夢中になって読んだと思う。今の私にはあまりピンと来なかった。20年以上前の作品なので、今では使い古されたテーマが多かったのも原因かもしれない。ホラーにも旬がある。清水義範「トンネル」ジョジョのハイウェイスターを思い出した。こちらは最後に心温まる。高橋克彦「幽霊屋敷」最後のどんでん返しが良かった。綾辻行人「バースデー・プレゼント」唯一既読作。この人だけは格別。怖さはないが、薄気味悪い。そして美しい。

2016/10/24

KANEO

8篇収録のホラーアンソロジー。先達さんが仰るように編者もなければ、あとがきも解説もないのが味気ない。「見知らぬ私」と冠されているがこれがテーマになっているかといえばそういうわけでもなく、ただ単に同時期に掲載されたものを集めただけいう本。だけど収録されている作品自体は決して悪くない。気軽にあっさりとホラーを読みたいという人には良いかも知れない。 ボクの中では高橋克彦の『幽霊屋敷』がダントツだが、『晩夏の台風』の女のしたたかさと細やかな狂気には違った意味で寒気がした。『会いたい』『トンネル』もなかなかの良作。

2015/08/12

Yuuki.

なんなんだこのタイトルは?『見知らぬ私』というタイトルにそぐわない話ばかりだったぞ!それと、挿絵は個人的には無い方が良い。せっかく世界に入り込んでいたところに、興醒めしちゃう。割と古典的なホラーが多いなか、ちょっと方向性が違った「トンネル」(清水義範)が一番好きだった。「バースデー・プレゼント」(綾辻行人)はめちゃくちゃ好みのタイプだったのだが、最終的に「え?これで終わり?」と思ってしまった。

2023/01/16

pulpo8

8編収録のホラー・アンソロジー。「まだ知らぬ私の扉が、ゆっくりと開かれていく…。人間にとって最も不思議な自分自身。」と内容説明に書かれているが、“自分”がテーマではないようなので、何故この題名?という感じ。胸も打ち震えなかったし、なんだか残念。「会いたい」ベタベタ。普通。「雨が止むまで」トイレまで追いかけてくる不動産屋が怖い。「トンネル」トンネルの横穴に住んでいたのは…。意外ではないオチだが、この中では一番面白かった。以上の3編が中の下か下の上。綾辻行人の「バースデー・プレゼント」はつまらなかった。

2015/09/11

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