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([し]7-1)RANK (ポプラ文庫 し 7-1)

([し]7-1)RANK (ポプラ文庫 し 7-1)

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作家
真藤順丈
出版社
ポプラ社
発売日
2011-12-06
ISBN
9784591126981
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([し]7-1)RANK (ポプラ文庫 し 7-1) / 感想・レビュー

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Bugsy Malone

近未来日本、国民順位制度『RANK』を採用した関東地区。その圏外となった人間は国家によって抹殺されてしまう。物語の主役は性格も行動も全く対照的な2人の抹殺執行官。作者は圏外に落ちる人々の事例や鬼畜なまでの執行官の狂気を嫌になる程執拗に描く。それでも現実世界との僅差におののきつつ、ページを捲る手は止まらない。一般大衆というものの一部で有る我が身を重ねながら、この物語の中での自分の立ち位置は何処なのか?そう考えてしまう。主人公が最後に囁くセリフは、それを私に問いかけている様だった。

2016/10/28

翔亀

【物語2】ディストピアの監視社会とは「1984年」など使い古された題材だが、これはかなり強烈。この種の作品は近年とんとご無沙汰だったが、ディストピア小説というものが、書かれた時代を敏感に反映したものだとしたら、時代はついにここまで来てしまったかという感がする。それは監視カメラが現代において日常化してしまったとか、ネットによる個人情報の収集やビックデータの分析があたりまえになってしまったとか、暴力や殺人が日常茶飯事になってしまったとか、ましてや<中間位層>という大衆の叛逆のことを指しているのではない(いず↓

2021/08/29

Junichi Yamaguchi

『安寧と秩序の理想都市』… 初読み作家さん。 なかなか、どうして、エログロなシーンに少しだけ参る。 それでも、描いた架空都市には、心を揺さぶられるものがあり、この都市の未来が気になって仕方がなかった。 直木賞も受賞した作家さん。 他の作品も読んでみよう。。

2019/06/20

Dai(ダイ)

監視カメラ「眼」によって絶えず監視され全国民はランクをつけられる。そしてランク外に落ちた人間は特別執行部の者により抹殺される。何やら伊坂幸太郎の本でカメラ等に監視されるような話があったような。。ただしこちらはバイオレンス過多のとてつもなく雑な話。ページ数稼ぎのどうでも良い話がてんこ盛りで、着眼点はとても良いだけに残念なことである。面白そうな話だったのになぁ、ブツブツ…

2015/04/07

coco夏ko10角

こんな社会は嫌だ!みたいな。 行為自体は結構ひどかったり飛んでたりするけど、文章のおかげかそんなにグロくは。 キャラにあまり魅力を感じず。

2014/12/27

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