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「湊かなえ」のレビュー・書評

20年後の自分から届いた手紙の正体とは? デビュー10周年の湊かなえが贈る、絶望と希望の物語『未来』

20年後の自分から届いた手紙の正体とは? デビュー10周年の湊かなえが贈る、絶望と希望の物語『未来』

身を寄せ合い、逃げるように夜行バスに乗り込む2人の少女。誰かに追われているのか、それとも何かをしでかしたのか。夜の闇に不穏な息遣いの響きわたる小説『未来』(双葉社)の冒頭は、湊かなえさんの作家生活10周年を飾るにふさわしいが、これまでと少し毛…

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湊かなえ、心理サスペンスの決定版! 港町で立場の違う3人の女性たちが出会う――たどり着くのは理想郷ではなく、歪んだ現実…

湊かなえ、心理サスペンスの決定版! 港町で立場の違う3人の女性たちが出会う――たどり着くのは理想郷ではなく、歪んだ現実…

誰かを打ちのめしてやろうという明確な悪意をもって、日々を過ごしている人などそう多くはいない。たいていの人は、自分の性格がよくはないという自覚はあっても、どちらかといえば善人だと信じているし、平穏無事で幸せに暮らしたいと願っている。だがこの“…

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「少年探偵団」と「怪盗ルパン」。有栖川有栖、湊かなえ…錚々たる作家陣がオマージュするほどハマる理由とは?

「少年探偵団」と「怪盗ルパン」。有栖川有栖、湊かなえ…錚々たる作家陣がオマージュするほどハマる理由とは?

子供時代、誰もが一度は心をときめかせる怪人二十面相や怪盗ルパン……と言いたいところだが、最近の小学生はあまりこの辺りを読まなくなっているらしい。単純に子供向けコンテンツの数が増えたせいもあるが、何だか古くさい、話が難しそう(!)という印象が…

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人気ミステリ作家集結! すべて新作、オール読み切り

人気ミステリ作家集結! すべて新作、オール読み切り

今をときめく人気ミステリ作家による、オール新作のアンソロジーの3巻目である。紙では毎年年末の恒例だが、いずれもやや遅れて電子化されており、こちらは少し遅いお年玉と言ったところか。執筆陣は、湊かなえ、今野敏、東川篤哉、誉田哲也、笹本稜平、若竹…

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【湊かなえ初の電子書籍化作品】 謎を解く鍵はSNSにあり? 電子時代のミステリ誕生!

【湊かなえ初の電子書籍化作品】 謎を解く鍵はSNSにあり? 電子時代のミステリ誕生!

化粧品会社に勤務する美人OL・三木典子が斬殺された。会社で典子と組んで働いていた理沙は、さっそくそのニュースを知り合いのライター・赤星に伝える。赤星が調べていくうちに浮かび上がる容疑者の名前。同僚、同級生、家族、故郷の人々──噂によって形作ら…

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残酷な原作がマンガになると…

残酷な原作がマンガになると…

タイトルどおり「告白」しますと、マンガを読むのは昨年夏ぶり。マンガはあっという間に読み終わってしまうので、わざわざ持ち帰るのが残念で、帰国時限定で「溜め読み」。日常生活では我慢しているアイテムでもあります…。 電子書籍はその点、本当に気軽に…

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