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Another(下) (角川スニーカー文庫)

Another(下) (角川スニーカー文庫)

Another(下) (角川スニーカー文庫)

作家
綾辻行人
いとうのいぢ
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2012-02-29
ISBN
9784041001417
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Another(下) (角川スニーカー文庫) / 感想・レビュー

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わかちゃん

BS11放送のAnother最終回に合わせて読了。小説としては全体を通して不気味さが漂っていてレーベルが角川ホラー文庫でもおかしくない理不尽過ぎるホラーっぷり。久保寺自殺シーンは相当怖い。。。原作の赤沢は、漫画・アニメでの輝きが嘘のようなモブキャラっぷりでちょっと笑えた。おまけにあの伝説のブリj(ryのオリジナルとは驚いた(笑)でも一番の突っ込みどころは、原作に比べてアニメでは合宿での人死にが多すぎるところ。いくらなんでもスタッフの方々やりすぎです。。。

2012/06/23

星野流人

一見ただのホラー作品のような設定で、ストーリーもホラー作品のように進んでいく。しかしクライマックスになって、死者が明かされる場面は見事なまでにミステリーになっていた。お見事。 ……それにしても、アニメでは赤沢さんは優遇されていたんだなあ、と。結局出番は二度ほど、それも憎まれ役。「空き缶ぶつけた〜」の件も無く。多佳子等、モブキャラはアニメ版で上手く調理されていたんだねえ。 これはこれですごくおもしろかったし満足しているのだけれど、結局現象そのものが解決されぬまま終わってしまったのが……。

2012/04/11

Yobata

災厄による犠牲者は着実に増えていき、榊原もいない人間にされる。しかし段々と災厄にまつわる謎が溶けていき、災厄を止める方法まで突き止める。それは死者を死に帰すこと。死者は誰なのか?災厄を止めることが出来るのか?綾辻先生のホラーミステリの力を見せつけてくれた。死者の伏線はかなり上手に出来ていると関心する。鳴ちゃんが犠牲にならなくて済んだのは良かったけど、赤沢さんがなくなるとは…というかあの合宿での火事でクラスメイトを一気に燃え散らかすとは…。そこからの展開は怒涛の展開で緊迫感が凄かった。

2012/03/04

金目

うっし、取り敢えず上巻から読み直そう。ミステリーの手法使いこなしやがって伏線処理完璧じゃねぇか。実態のない、しかし真に迫った恐怖感の描き方と、情報が揃って解決までの流れがものすごく上手い。核心の問題は何一つ解決してないラストといい、死者の数といい、ものすごく“容赦のない”物語だと思う

2012/08/02

四弦桜

3年3組にだけ訪れる"厄災" そこに転校してきた榊原恒一は左目に眼帯をする美少女ミサキメイに惹かれる。そして次々と生徒が死んで行く。 面白かった✨ 謎の真相が気になって仕方なかった😄 クラスに紛れ込む死者 <もう一人>は一体誰なのか…

2023/08/21

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