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さくら、うるわし 左近の桜 (角川文庫)

さくら、うるわし 左近の桜 (角川文庫)

さくら、うるわし 左近の桜 (角川文庫)

作家
長野まゆみ
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-01-22
ISBN
9784041099681
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ジャンル

さくら、うるわし 左近の桜 (角川文庫) / 感想・レビュー

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さや

前2巻に比べて1つの話が少し長めになっている。長野先生作品には珍しく犬の登場率が高い。解説で女と犬の組み合わせの意味を読んで納得。桜蔵が夢と現の狭間でこの世ならざるものに抱かれ慣れてきたのか状況把握が早くなってる気がするのが少し面白い。魂の救済をすることに今までと比べたら受動的ではなくなってきているように思う。柾さんの過去のベールが少しずつ剥がされてきているので、これから桜蔵と柾さんがどんなやりとりをしていくのかが楽しみ。それにしても千菊が高校生になってることに驚き。柾さんにどんどん似ていくんだろうな…。

2021/07/25

Yuri

単行本既読なのですが、気付かずに文庫を購読。電子書籍はその点ちょっと不便な気がします(私の管理能力不足とも)。彼岸と此岸の境を行き来してしまう桜蔵。何度読んでも日本語の表現の美しさが際立ちます。

2022/01/29

左近の桜シリーズ第3段。シリーズ当初は高校一年生だった桜蔵も本作では大学生。実家を離れ、柾の元へ寄宿している。短編集ではあるが、前作までと比べ一編の長さはやや長め。個人的にはこれくらいのボリュームの方が楽しめる。相変わらず彼岸に引っ張られがちで、流され気味、よく気を失い、気づけば裸になっている。前作のラストでの柾の発言はなかなか胸をざわつかせるもので、とうとう桜蔵は囲われてしまうのかと思ったが、そういうわけでもなく。まあ「女」ではあるのだけど。本作も楽しく読み進めた。次回作も気長に待ちたい。

2021/02/21

せの

通りすがりの魔性のものに気付けば抱かれている咲蔵、ゆめとうつつの境があいまいで、何度も翻弄されてはまたべつのものに好かれてしまう。咲蔵のあまりの受け身さにたまにオメーよぉ、とイラつくガサツな読者で申し訳ないが、主人公が好きじゃなくても文章がだいすきなんです。この小説もだいすき。どの話も、どの場面も、頭の中に風景を思い起こすのが容易で、文章を味わう心地よさがある。犬がよく出てくるのもいい。おでん食べたくなっちゃうね。

2021/05/22

Moeko Matsuda

うーん…前作までと比べると、少し失速気味の印象かなぁ…。なかなか続きが出なかったために、こちらのテンションが下がったせいなのかもしれないけれど。ただ、展開の目まぐるしさとしては、これまで以上。もう桜蔵はほとんど現実世界にいないのではないかというレベルで異世界に迷い込んでます。柾は相変わらず謎すぎて、頼りにしていいのかどうなのかさっぱり分からん。抽象的に語られる「男」と「女」が、今後どんなふうに描かれていくのか大変興味深くはあるんだけれども、続編を待てるかどうかは…だんだん怪しくなってきたかなぁ…と。

2021/02/27

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