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邪神宮

邪神宮

邪神宮

作家
岩井志麻子
児嶋都
京極夏彦
出版社
学研プラス
発売日
2011-04-27
ISBN
9784054048973
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邪神宮 / 感想・レビュー

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Bugsy Malone

2011年に開催されたクトゥルーアート展『邪神宮』で展示された15名によるアート作品に、8名の書下し小説を加えた競作集。小説はどれも短いながらも、岩井志麻子、円城塔、真藤順丈、松村進吉、嶽本野ばら、飴村行、黒史郎、平山夢明という物凄い書き手達。京極夏彦、井上雅彦はアートで参加。多方面の造形家の方々の他にも、漫画界から伊藤潤二、高橋葉介、児嶋都が。解説はクトゥルー界の大御所東雅夫。とっても豪華で非常に楽しいクトゥルー競作集でした。(敬称略)

2018/05/20

sin

平成23年に開催された展覧会〈邪神宮〉にて展示された15名のアート作品に、8名の小説家による書き下ろし掌編を加えた競作集!原作者ラヴクラフトが産み落とした“クトゥルー”に連なるシェアワールド・クトゥルー神話の多様性を体現した一冊で、よくあるクトゥルーと云うタイトルさえ付ければ何でも有り…な、いい加減さの全く存在しないアートも小説もクトゥルー愛に満ち溢れた力作揃いです。惜しむらくは展覧会に赴いて現物の作品をこの眼にすることが出来なかったこと(≧口≦)ノ

2019/06/16

うえはる

クトゥルフという言葉を聞いたことがある程度でしたが不思議な世界で、展覧会で実物を見たかったなぁ。

2014/02/16

pgin

著者「岩井志麻子」表記は誤解を生むよね。「・他」ってつけようぜ。 神話テーマの短編小説&絵画・造型集。神話ソースを使わず「コズミックホラー」を表現した作品もあり、神話物としてはちょっとスカされるかも?伊藤潤二氏:せっかくなのでコミカライズしてほしい。山下昇平氏:クトゥルフの小像。納得のイメージ。黒史郎氏:ビジュアルが浮かぶ如何にも神話的な作品でニヤける。円城塔氏:「残虐行為記録保管所」が好きなら面白い。その逆も然り。児島都氏:ニャル子さんは狙…ってないよね?

2011/05/21

ぜっとん

展覧会も行ったけども、会場の雰囲気が既に素敵だったのを思い出す。銀座のビルの裏側の、狭ーいエレベーターで上がると薄暗くてピンク基調の光が漏れだす、これまた狭ーい会場に着く。入口の前には怪しげなガシャポンが幾つか置いてあって、扉を開けるとクトゥルー一色。京極氏と高橋葉介氏の作品目当てで行ったのだが、立体作品や映像作品もいい具合におどろおどろしくて素敵だった。人間椅子の「ダンウィッチの怪」「水没都市」あたりが聴きたいような。この本を眺めてると、思い出す。

2012/08/15

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