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新装版 過ぎる十七の春 (講談社X文庫)

新装版 過ぎる十七の春 (講談社X文庫)

新装版 過ぎる十七の春 (講談社X文庫)

作家
小野不由美
樹なつみ
出版社
講談社
発売日
2016-03-04
ISBN
9784062869003
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新装版 過ぎる十七の春 (講談社X文庫) / 感想・レビュー

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翔(かける)

ずっと積読だった1冊。今は心霊系を読みたい気分です。不思議なタイトルだなと思っていましたが、なるほど、十七歳がキーワードになっていたんですね。起こっている現象は派手ではないのに、じわじわと迫ってくる恐怖にゾッとしました。連鎖する心霊という題材が、同著者の『残穢』を思い出させます。出てくる登場人物が全員一般人なので、どう対処するのかハラハラしましたが、無事解決できて良かったです。ホッ。『ゴーストハント』シリーズも気になってきました。

2018/04/02

ぽろん

呪われた家系の従兄弟二人。17歳の誕生日を皮切りにヒタヒタとそれは、忍びよる。怖くも哀しい物語。30年前の新装版という事にも驚きでした。

2023/02/18

小夜風

【所蔵】外からやってくる得体の知れないものとか、家を離れてもついてくる呪いとか、今の小野不由美さんに通じるものが此処彼処にあり面白かったです。呪いを撹乱したり出来るのかなって想像したら、化け物が迷って困っている姿が浮かんでちょっと笑ってしまいました(笑)。やり過ぎなホラー映画みたいだったけど、母子のお互いを想う気持ちが哀しかったです。

2016/03/19

楽駿

川崎図書館本。『呪われた十七歳』の加筆修正版。読メ利用開始前に修正前の作品を読んだ記憶があるが、久しぶりに不由美さんの世界にまったり。今年は、十二国記の続きが出てくれないかなぁと、熱く期待。ご自分をホラー作家と位置付けておられるが、この作品や、『屍鬼』を読むと、横溝正史氏の土着のおどろおどろしさと、哀しさに繋がる世界を感じる。母の思いの強さは、良きにつけ、悪しきにつけ、この作品の肝になっている。子供を守るため、親は何ができたのか。そして三代と言う猫の存在も嬉しい。

2023/03/02

はるき

新装版につき再読。小野不由美さんらしい、ひたひたと忍び寄る恐怖感と樹なつみさんの美麗なイラストがベストマッチ。奇跡のコラボでしみじみ怖かった。

2016/03/28

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