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われら冷たき闇に (集英社文庫)

われら冷たき闇に (集英社文庫)

われら冷たき闇に (集英社文庫)

作家
藤堂志津子
出版社
集英社
発売日
2009-09-18
ISBN
9784087464788
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われら冷たき闇に (集英社文庫) / 感想・レビュー

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家事も子育ても生活の苦労も何も心配する事なく、優雅にセレブな日々を過ごす空虚な人妻の物語と思わせておいて、半ばあたりからどんどんホラーティストに傾いていく様は、圧巻でもあり恐怖でもあった。23年間それとは知らずに家政婦のトミ子の支配下にあった事を実感した喜代子の絶望感は、恐らく誰にも理解してはもらえないのかもしれない。唯一彼女の空虚を理解できたのは、別れさせられた最初の夫前崎だけだったのかもしれない。その彼を殺害したのは恐らくトミ子。怖い怖い物語だった。

2020/05/07

coco夏ko10角

貴代子が主人公だと思って読んでたつもりが、途中であくまで貴代子の視点で物語が進んでいるだけで…といった感覚に。

2018/05/29

🈳

胸糞悪って思いながら読んでたけど途中からとんでもない人間しか出てこんの面白くなってきた 結構貴代子が批判されてるけど実際こんな状況になったら自分も同じようなことしかできないと思う、ならんけど 前崎好き

2021/04/28

モリータ

誰に共感できるという話でもないけど、何をやっても先回りされてることの苦痛ってあるよね。そして4連続不倫もの。

2012/12/06

天城春香

どうしてさっさと決断しないのじゃ。イライラしたわい。

2012/07/19

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