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ひとりぐらし (文春文庫 と 11-10)

ひとりぐらし (文春文庫 と 11-10)

ひとりぐらし (文春文庫 と 11-10)

作家
藤堂志津子
出版社
文藝春秋
発売日
2002-09-03
ISBN
9784167544119
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ひとりぐらし (文春文庫 と 11-10) / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

それぞれ一人暮らしをする女性が主人公の4つの物語。男はつまみ食いに限るとする中年の初美。男を性欲でしか欲しない柄美子。育ての親に家を買ってやりたくて客から金を借り、スナックをくびになる日菜子。40才目前で未婚の伊沙路。どの女の一人暮らしもどこか哀しい。

1999/10/03

はちこ

ひとりで生きる、ひとりで暮らす、女性の恋愛観や家族について書かれているオムニバス。 とても面白かったです。『性欲』が好きでした。近寄りたい、だけど遠ざかりたい微妙な独身女性の心境が丁寧につづられていると思いました。

2014/10/18

うにっこ

どの話も結構感情移入して読み終えました。藤堂さんの他の作品も興味あり!

2014/07/03

古い時代(私的な飲みの約束の為に会社に電話してくるなんて!)の話のはずなのに今でも共感できるシーンがたくさん。私もひとりぐらし、女一人で生きてく覚悟を決めつつあるのでひとりじゃないんだ…と勇気をもらえた。幸せの形は人それぞれ。相手に押し付けるものじゃない。

2017/08/19

sumi

友人の勧めで読む。ひとりぐらしをしている女性の4人それぞれの短編物語。どれもすっきりおしまい!というものではないが、唯一20代の女性の話だけが感動を与えてハッピーエンドというところか。この話が一番好き。若い時はいろんな失敗もするし、思いこむこともある。失敗しても立ち直れるのは多分に育った環境、周りの人々のおかげであると思えた。

2017/03/24

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