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パーフェクト・リタイヤ (文春文庫 と 11-19)

パーフェクト・リタイヤ (文春文庫 と 11-19)

パーフェクト・リタイヤ (文春文庫 と 11-19)

作家
藤堂志津子
出版社
文藝春秋
発売日
2012-02-10
ISBN
9784167544201
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パーフェクト・リタイヤ (文春文庫 と 11-19) / 感想・レビュー

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風花

オーバー40女性達の様々な5つの物語。世代的に興味深く読むことが出来、自分のリタイア後を思わず想像させられるような読後感であった。でも、どの物語にも決して深く共感できたわけではなかった。ただ、ラストの表題作が、リタイア後に全く新しい人生を歩むために周到な準備していく定年前の女性の物語で、「こういうのもありか!」と思わずうなりそうになった。じゃあ私は、定年後に本当は何をしたいのだろう?どう生きたいのだろう?そう遠くない将来なので、まだまだ現実的ではなくとも小説を書くように想像してみたくなった。【★7】

2016/04/29

choco

中年層の女性への応援メッセージなのだろうか。5編からなる40.50代の女性の物語。私はどのパターンにも当てはまらなかったけど、人生まだまだこれから…ということなのか。しかし、女性特有の嫉妬、妬み、嫌味。ウンザリだな。

2015/02/17

coco夏ko10角

40代50代の女性たち、5つのお話収録の短編集。不倫が多かったような…。内容はあまりぴんとこず、同年代になってまた読むと感じるものが違うかも。

2018/01/02

Book・CaFe

藤堂志津子さんの作品は初めて。一番印象に残った作品は「パーフェクト・リタイア」。独身で定年を迎えた布沙子、定年後の野望に向かってコツコツと突き進む姿、カッコイイなぁと思った。

2012/05/31

onasu

総じて言うと、4、50歳代女性の、とある1週間。とは言っても、毎日が犬の散歩の繰り返しじゃあ、話しにならないので、異性を交えて。で、その絡みが、現役の女だったり、卒業間近だったり。表題作だけ、定年という定点とその後の展望を語っていて、異性との関わりが薄いのだけど、話しとして厚みがあり、その後に関心が沸きます。  軽い読み物と言ったら、語弊があるのかもしれませんが、藤堂さんの著作は、読み進まない固めの本と併読すると、ありがたみが増します。  それにしても、文庫の装丁。もう少し、どうにかならんもんか。

2012/08/22

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