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贈る物語 Mystery (光文社文庫)

贈る物語 Mystery (光文社文庫)

贈る物語 Mystery (光文社文庫)

作家
綾辻行人
出版社
光文社
発売日
2006-10-12
ISBN
9784334741433
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ジャンル

贈る物語 Mystery (光文社文庫) / 感想・レビュー

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みも

タイトル通り綾辻行人さん編纂のMystery9篇。【Who?】【How?】【Why?】【What?】の4項目で括り2名ずつ。作者はエラリー・クイーン、山田風太郎、ロナルド・A・ノックス、ジョン・ディクスン・カー、エドワード・D・ホック、法月綸太郎、泡坂妻夫、連城三紀彦、それにボーナストラック【Challenge】と称して鮎川哲也作品をトリに。それぞれ20~50頁程度。作品ごとの扉には作者の簡易紹介もあり、本格ミステリ初心者には上げ膳据え膳の親切構成。入門編として良書。個人的には日本作家ものの方が膝を打つ。

2020/10/26

chiru

綾辻さんが厳選したトリビュートアンソロジー。 作者は、ノックス、エラリー、泡坂妻夫…など多彩。 お気に入りの3編を紹介。 さすが!って感嘆したのは『カニバリズム小論/法月』。 伏線に気付けなかったのがくやしくてもう一度読んで、巧妙に張られた伏線の数々を堪能。 余韻の切なさも好み。『妖魔の森の家/ジョン・ディクスン・カー』は雷に打たれたような衝撃。 さすが名作。『過去からの声/連城』は、小説全体に見え隠れする真相が、短編とは思えないほど濃厚で形容しがたい後味。 どれも大満足。 ★4

2019/03/18

空崎紅茶美術館

9つの短編すべてが未読でした。知っているのは名前だけ; 実は、高校生のときに単行本を図書館で借りたことがありましたが、第一編の翻訳のとっつきにくさに挫折していました。たまたま縁があって(?)今度は文庫で再挑戦。やっぱり海外小説は訳が命ですね。内容が面白くても文でダメになる…。法月さんの『カニバリズム小論』には目を見張りました。ミステリー短編は、真相解明の後に更にひねりのあるものが好きなので。

2010/11/05

Ayah Book

綾辻行人さんが選んだミステリアンソロジー。綾辻さんが選んだだけあって、どれも面白い短編集でした。ただ、はじめに入門編と断っているので、かなり有名な作品ばかりかもしれません。私も忘れていますが、読んだことがあるものもあったかも。今回読んで面白いと思ったのは、エドワード・D・ホックさん「長方形の部屋」、法月綸太郎さん「カニバリズム小論」、連城三紀彦さん「過去からの声」、鮎川哲也さん「達也が笑う」でした。カーさん「妖魔の森の家」(これは既読)は、いや45分じゃ無理でしょ😅

2022/02/01

poke

好きな作家の選んだアンソロジーだけあってどれも面白かった。エラリークイーン、法月綸太郎は時間をかけて読破してみたい。第二弾を期待します。

2017/11/21

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