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トラウマ文学館 (ちくま文庫)

トラウマ文学館 (ちくま文庫)

トラウマ文学館 (ちくま文庫)

作家
直野 祥子
原 民喜
李 清俊
フィリック・K・ディック
筒井康隆
大江健三郎
深沢七郎
フラナリー・オコナー
ドストエフスキー
白土三平
夏目漱石
ソルジェニーツィン
頭木 弘樹
斎藤真理子
品川 亮
秋草 俊一郎
出版社
筑摩書房
発売日
2019-02-08
ISBN
9784480435620
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トラウマ文学館 (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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kiyoka

前作『絶望図書館』を積んだままだけどこっちから読んでしまった。『絶望』の方は立ち直れそうもないときに読むためのもので、こっちが本当の絶望本だった。どの作品も悲惨。でもそれがまた格段に面白い。大江健三郎の「運搬」は初期の作品らしいが情景が焼き付いてしまった。深沢七郎にしても、まったくなんでこういう作品を書こうと思ったんだろう。現実は容赦ない。偶然に危機が回避されることなんて滅多にない。確かに。ずっと創作をしてるとこういうのが書きたくてたまらなくなってくるのも知れない。また、読みたくてたまらなくもなってくる。

2019/02/26

ふるい

どの作品も絶望度高し。初読のものだと深沢七郎の『絢爛の椅子』がよかったです。

2019/03/10

Ayah Book

頭木弘樹さんが選んだアンソロジー。トラウマになるような物語、ということだったが、個人的にはどれもそこまで酷い話とは思わなかった。大江健三郎さんの「運搬」は良かったなぁ。きらきらしていた世界が一変する感じが見事。「テレビの受信料とパンツ」の、ちょっと笑っちゃうような惨めさも良い。あとは白土三平さんの「野犬」。何ともドライな犬の生活。

2019/02/22

まんだむ

タイトルからして気を引き締めて読んだのだけど、初めて読む作家も多く、トラウマ云々は関係なくとても楽しく読めた。ディックの「なりかわり」、大江健三郎の「運搬」が良かった。カラマーゾフの兄弟からの引用もあって、やはりカラマーゾフ読むべきか、、とも思った。締めくくりのソルジェニーツィンの「たき火とアリ」はたった1ページの作品なのに、とても深くてすきだ

2019/02/20

ふくねこ

本当にトラウマになったらどうしようかと少し恐れながら読みました。「はじめての家族旅行」は危険度大。子供の時はささいなことでもトラウマ的に心に残ることがあるので、これは読んでいたら危険だったと思う。子供の時になんの予備知識もなく見て、その後ものすごいトラウマになってしまったドラマがあるので。この作品は人によっては強迫性障害を喚起してしまうと思う。選者がこれは精神にこたえるといっている作品はそれほどでもなかったりするので、こういう感情は人様々なのでしょう。恐怖という点では「走る取的」が一番。本当に恐かった。

2019/03/15

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