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白いひつじ

白いひつじ

白いひつじ

作家
長野まゆみ
出版社
筑摩書房
発売日
2009-11-27
ISBN
9784480804235
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白いひつじ / 感想・レビュー

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優希

日常とは少し離れたような世界観を見た気がします。大学入学のため、下宿を探していた矢先、行き着いたのが男子寮。美しい季節の中、入寮するまでの物語は美しくも切なさを感じさせます。長野さんにしては珍しく比較的ハッキリした終わり方だと思いました。その後の物語が気になります。

2019/02/05

寮の中で繰り広げられる男性同士の恋愛かとおもいきや違った。 名前が難しすぎて何度もページを戻ってふりがな確認してしまった(笑) ラストの種明かしにこっちもまんまと騙されていた。 伏線あったかなー。気づかなかった。 長野まゆみさんの作風は全体的に切なさが漂っていて個人的にとても好き。

2014/11/14

おかだ

なんとなく年に一度は読みたくなる長野まゆみさん。下宿選び難航した挙句たどり着いた場所は少し不思議な男子寮で…という。寮生みんな歓迎が手荒すぎる。もっとストレートな愛情表現をお願いしたいところ。集まる珍苗字。百合子(キツネのイントネーションで)ってのが好き。長野まゆみあるある1.和も洋もとにかく趣ある建物 2.素朴で異様に美味しそうな食べ物 3.服装(柄や生地質)で人となりを判断しがち。

2017/05/25

yourin♪

長野さんの物語の世界はとても好きだなぁと思う。古風で和と洋が絶妙に混じり合っていて洗練されている。お料理やインテリアや風景描写そして人間関係・・・私の慌ただしい俗な世界とはかけ離れていて憧れちゃうんだなぁ~。 この話もとてもよかった。今まで読んだ中で一番好きかもしれないなぁ。 鳥貝がたくさんの人に見守られていたと知った時、心がじわっと温かくなって熱いものが込み上げてきた。

2011/02/14

購入で再読です。春の始まりの頃の、柔らかい空気を感じました。透明感のある光。出てくる男の子たちは一筋縄でいかない感じでしたが、ミハルさんが好きでした。こんな余裕を持ちたいです。その後があったりしないのかな。余韻がありました。

2017/01/21

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