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ネットと差別扇動: フェイク/ヘイト/部落差別

ネットと差別扇動: フェイク/ヘイト/部落差別

ネットと差別扇動: フェイク/ヘイト/部落差別

作家
谷口真由美
荻上チキ
津田大介
川口 泰司
部落解放人権研究所
出版社
解放出版社
発売日
2019-10-21
ISBN
9784759211030
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ネットと差別扇動: フェイク/ヘイト/部落差別 / 感想・レビュー

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なるみ(旧Narumi)

仕事の関係で読みました。

2020/06/10

山口透析鉄

隣市の図書館に寄った際に借りました。 残念ながら自分で調べ考えもせずに周囲に合わせるだけ、そして動画等のひろゆき辺りを支持しているだけの若年層とかではお先真っ暗で、ある意味、この間の「教育」の成果が出て、日本全体がますます傾く結果を強めているのでしょうね。 ネトウヨ商売に絡め取られる層も多々いますし、未知なき道を切り拓いてきた情報技術者もこうなるとは思っていなかったのでしょうが、ダメなものはダメと言い続けるしかないような……それでも馬鹿の壁の向こう側にとどまっているのってSNS等に多々いますけれどもね。

2022/11/26

kyoko

アウティングとカミングアウトは違う(川口泰司)人権は教育によってしか体得できない。権力に抗う概念が人権(谷口真由美)。被害者救済において、自力救済から他力救済へ。自力救済をサポートするしくみ作り(津田大介)。表現の自由とは、個人が国家に対して補償を求めるもの。一個人が隣の人に何を言ってもいいという類のものではない(荻上チキ)。メディア・リテラシーではヘイトは防げない。技術を教えることと社会水準で見て適切なふるまいができることは別問題(荻上)。等々キーワードの連続。この話し合いを進行した川口さんもすごい。

2020/03/19

崩紫サロメ

2016年に「部落差別解消推進法」が施行された。これについて「寝た子を起こすな」という反応が多くみられ、内心私もその危惧は感じていた。だが、本書に書かれているように、ネットで検索してみると、ウィキペディアやヤフー智恵袋など目に付く所に差別を助長するような記述がある。「寝ている子などいない」、という本書の問題意識に納得せざるを得なかった。部落問題だけではなく、「人権というのは教育されなければ身につかない」これは様々なヘイトを見ていて感じる。

2019/11/28

にく18

川口さんの講演を聴く機会があり、部落差別問題にあまりにも無知無関心だった自分を反省し、ちょっとずつお勉強の思いを込めて本買わせてもらいました。ネット上の差別問題を論じている書です。難しい問題ですよね、自分がされて嫌な事は他人にしない、をモットーにしてきましたが、自分OKでもそれをイヤだと思う人もいるんですもんね。ネットの向こうにも人がいることを肝に銘じていきたいと思います。

2021/04/30

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