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知的思考力の本質 (ソフトバンク新書 101)

知的思考力の本質 (ソフトバンク新書 101)

知的思考力の本質 (ソフトバンク新書 101)

作家
鈴木光司
竹内薫
出版社
ソフトバンククリエイティブ
発売日
2009-03-17
ISBN
9784797352535
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知的思考力の本質 (ソフトバンク新書 101) / 感想・レビュー

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はすのこ

殆どが単なる雑談。知的ショック=勉強の本質の部分が面白い。

2016/01/14

May

全編に渡り随分と断定的な言い方をしているが、常に疑問をもちながらみるのが知的思考なのではないか。二項対立に単純化したものの見方も多いが、自身が分析的な思考から総合的な思考へのシフトに言及しているとおり、二項対立による単純化は、およそ総合的な思考ではないと思うのだけれど。脳死についても、人間の死の問題と、多くの人達の関心の中心である脳死での移植の問題とは、文脈が違うのではないだろうか。脳死にしても、脳幹死なのか全脳死なのかの問題もある。なんか、疑問ばかり書いちゃいましたが、科学的な見方が大事というのは賛成。

2019/06/09

yahiro

テーマは興味深かったが、内容が薄くてちょっと物足りない感じ。知的ショックが与える影響は大きいと思うけど、取り立てて言うほどのことでもない気がする。

2015/06/14

12061125

これは「エッジ」の巧妙なステマ。とか言うのはともかくとして。別のソフトバンク新書を購入しようと書店で探してたら、本と目が合っちゃって購入。哲学から日本dis、認知科学的な話からの教育論に行って時事の話になってやっぱり教育論の話。私にとっての「当たり前だといいのになあ」「そう世の中うまくいかんのよね」の辺りを触ってくれるのだけれど、どうも「よく言ってくれた!」とはならなかった。なんだろ、自分で既に言語化してしまっていたことだったからかな。だから、あんまり新鮮味は……09年発刊当時に読んでいたら違ったかも。

2014/03/06

むとうさん

科学や哲学を「小説に仕立てる」才能を持つ鈴木さんと「そのまま平易に説明する」才能を持つ竹内センセーによる「知とは何か」を巡る対談。面白いのだけど偏った本であることは間違いない。西洋的な知、東洋的な知の両立を認めながら、日本には明らかに西洋的な知が欠けていると説く。その基礎は哲学であり、物理学と数学。日本でそれが足りなくなるのは学校教育で考えさせることをしないから…とりたてて真新しい話、というわけではないけど…。「エッジ」は物理学を扱った小説ということで興味を持ったが、ホラーは苦手なので困っている。

2012/01/07

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