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うそ (幻冬舎文庫 と 1-3)

うそ (幻冬舎文庫 と 1-3)

うそ (幻冬舎文庫 と 1-3)

作家
藤堂志津子
出版社
幻冬舎
発売日
2000-04-25
ISBN
9784877288662
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うそ (幻冬舎文庫 と 1-3) / 感想・レビュー

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MIKETOM

レンタル家族の物語。着眼点はいい。ただ、これって作家の創作意欲を刺激するテーマだと思うんだけど今までこのテーマを扱った作品を読んだことがない。たまたま出会わなかっただけなんだろうか、ちょっと謎。登場人物のほとんどは依頼者にしろ疑似家族チームにしろ人としてあまり好ましくない人間ばかり。まあ、もともとそういうつもりで書いたんだろうからそれでいいんだけど。修平と柴田の関係はギャグなんだろうか。バカクサいとしか思えなかったが。瀬柳京がなせレンタル家族を依頼したのかは最後までわからなかった。わかる人はいるのかな。

2018/06/24

redmove

女子大生の玉貴が、ゲイの修平に惚れ彼の家に居候しながら、レンタル家族会社の社員として働き色々な人々と出会う。うーん、これはちょっと合わない。途中まではそれなりに読めたが、玉貴に恋人役を依頼する下村との話あたりからどうにも。色々消化不足ですっきりしない。背表紙には「感動長編」とあるけどちっとも響かなかった。残念。

2019/06/07

ミカママ

なんというかとっても不思議な物語。恋愛小説、ではないよなぁ。割とみっしり読めたのだけど、ラストが少し物足りなかったのは、私の想像力不足なのでしょうか。

2012/09/30

dcchem

レンタル家族を提供する会社でバイトとして働く女子大生の玉貫。チームとして共に働く望月親子、ゲイの修平、社長の角田と個性的な面々。学費を稼ぐために、偽りの家族を演じる玉貫は不満なく過ごしていたが…。最後はちょっとばたばたしてしまっているような気がしますが、心理描写やレンタル家族を利用する人達の心模様は面白かったです。

2013/12/28

月-yue-

大学にほとんど通わず、レンタル家族で嘘を演じながら生きる玉貴とそれを取り巻く人間関係。最初は全てうまくいっていたのに、いつからか歯車が狂いはじめる。玉貴の喪失と再生の物語。

2011/10/09

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