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田原総一朗

職業・肩書き
タレント・その他
ふりがな
たはら・そういちろう

「田原総一朗」のおすすめ記事・レビュー

秋元 康の戦略は「戦略がない」こと、企画の原点は「根拠のない自信」

秋元 康の戦略は「戦略がない」こと、企画の原点は「根拠のない自信」

 作詞シングルの総売上枚数が6859.1万枚に達し、故・阿久悠の記録を塗り替え、「作詞家売上日本一」の金字塔を打ち立てた秋元 康。作詞シングル506作中の最多売上は、AKB48の26thシングル『真夏のSounds good!』の累計182.2万枚で、総売上6859.1万枚のうち、AKB48のシングルが約3割を占めている。

 作詞家として稀代のヒットメーカーであるばかりでなく、秋元 康は高校生の頃から放送作家としてメディアの世界で活躍し、AKB48をゼロから立ち上げた総合プロデューサーでもある。とんねるずやおニャン子クラブで一時代を築いた過去の栄光に留まらず、現在進行形でムーブメントを仕掛ける手腕は突出している。AKB48ファンでなくとも、彼の考え方や戦略に学ぶことは多そうだ。

 そこで秋元 康の仕事術に迫ったのが、78歳にしてAKB48ファンであることを公言する田原総一朗。『AKB48の戦略! 秋元康の仕事術』(秋元 康、田原総一朗/アスコム)は、秋元 康の哲学やビジネスノウハウが語られ、AKB48ファンはもちろん、ビジネスパーソンにも示唆に富ん…

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かつて『ハリー・ポッター』作者ももらっていた「生活保護」

かつて『ハリー・ポッター』作者ももらっていた「生活保護」

 昨年、大きな議論を呼んだトピックに「生活保護」がある。次長課長・河本準一の母親が生活保護受給者であることに端を発し、「不正受給にあたるのではないか?」とバッシングが繰り広げられた一件だ。その後、火種はほかのタレントや公務員などにも飛び火。一方で受給者への風当たりはいっそう強くなった。しかし、ほかの先進国を見れば、日本の生活保護バッシングは異常事態といわざるを得ない。というのも、たとえば『ハリー・ポッター』(静山社)シリーズの著者であるJ・K・ローリングは、“シングルマザーとして生活保護を受けながら、あの小説を書いていた”というのだ。

 そのことについて言及しているのは、雨宮処凜の新刊『14歳からわかる生活保護(14歳の世渡り術)』(河出書房新社)。この本のなかで雨宮は、生活保護問題に詳しい弁護士・尾藤廣喜にインタビューしているのだが、尾藤は他国の生活保護を受けられる人が受給している割合(捕捉率)を解説。日本は、生活保護基準を下回る所得しかない人で、かつ預貯金などの資産がある人を除いて計算すると、受給している人は32.1パーセント。しかし、スウェ…

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「和田アキ子さんは誰といっしょの部屋?」 紅白歌合戦トリビア

「和田アキ子さんは誰といっしょの部屋?」 紅白歌合戦トリビア

 日本人の大晦日といえば紅白歌合戦。……そんな感覚もずいぶん薄れた昨今。しかし、いまだに視聴率30%台~40%台を記録するのは事実なわけで、まだまだ年末の風物詩、芸能界の一大イベントであることは確かだろう。

 そんな紅白歌合戦、他の音楽番組を圧倒的に凌駕する歴史や存在感があるだけに、実にさまざまなエピソードやトリビアに満ちている。そんな紅白ネタを1冊にまとめたのが『紅白歌合戦の舞台裏』(全音楽譜出版社)だ。

 著者は『童謡の謎』(祥伝社)シリーズで知られる合田道人氏。元ミュージシャンで日本歌手協会常任理事に最年少で就任するなど音楽業界に長年、深く関わり「紅白博士」の異名も持っている。紅白歌合戦の素朴な疑問に答える第一部と、出場歌手・曲・エピソードなどを年ごとに紹介していくクロニクル的第二部という、番組にならった(?)遊び心あふれる構成がほほえましい。

 注目は第一部だ。「男性陣のベテラン歌手たちの楽屋は?」「和田アキ子さんは誰といっしょの部屋?」芸能好きにはそそられる質問が続く。「和田アキ子さんが毎年おにぎりを作ってくると聞きましたが、お弁当はどうな…

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日本初のAV男優!? 田原総一朗の自伝がスゴイ

日本初のAV男優!? 田原総一朗の自伝がスゴイ

 『朝まで生テレビ!』や『サンデープロジェクト』の討論番組で司会をつとめ、世の中の様々な問題に斬り込む田原総一朗。ジャーナリストであり、政治評論家のような存在なのだろうと、なんとなく思っていたのだが、このほど発売された『塀の上を走れ 田原総一朗自伝』(講談社)によると、“表のディレクター”なのだという。本来、裏方として番組作りをするディレクターが、司会者として表に出てきたのが田原総一朗というわけだ。

 本書の帯にある「日本初のAV男優」というコピーに「……!?」と思い手に取ったわけだけれど、いわゆるアダルトビデオの男優ではなく、田原が30代後半の頃に手がけたドキュメンタリー番組『日本の花嫁』(1971年)において、彼のセックスシーンが一瞬流れたことが都市伝説化したようだ。自衛隊や障害者など様々な結婚式を取材するこの企画で、元全共闘の若者たちの結婚式を取材することになったわけだが、なんとこれが、出席者が花嫁とセックスする、という趣向の結婚式だった。花嫁が「最初にディレクターとやりたい。やらないなら、取材はノーだ」と言い出したため、田原はひと肌脱ぐこ…

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「田原総一朗」の本・小説

電通 (朝日文庫)

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作家
田原総一朗
出版社
朝日新聞出版
発売日
1984-01-01
ISBN
9784022602619
作品情報を見る
全身ジャーナリスト (集英社新書)

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作家
田原総一朗
出版社
集英社
発売日
2024-04-17
ISBN
9784087213102
作品情報を見る
シルバーセックス論

シルバーセックス論

作家
田原総一朗
出版社
宝島社
発売日
2019-07-29
ISBN
9784800293657
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日本コンピュータの黎明: 富士通・池田敏雄の生と死 (文春文庫 た 6-13)

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作家
田原総一朗
出版社
文藝春秋
発売日
1996-01-01
ISBN
9784167356132
作品情報を見る
人生は天国か、それとも地獄か

人生は天国か、それとも地獄か

作家
田原総一朗
佐藤優
出版社
白秋社
発売日
2022-09-29
ISBN
9784434309458
作品情報を見る

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