KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

決戦!関ヶ原

決戦!関ヶ原 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

しんごろ

テーマが関ヶ原の戦い。登場人物も事欠くことはないだろうな。どの武将を書くかも各作家さんも楽しくもあり悩んだかもしれませんね。スタートの伊東潤がうまく伏線を作り、ラストの葉室麟さんがうまくゴールに導いてくれた。うまく襷を繋いだなと思う。箱根駅伝のようにね。各作家さんのそれぞれの解釈と想像を膨らませた物語は見事としか言いようがない。襷を繋いだ七人中、伊東潤さん以外、実は初読みの作家さん。読みたい作家さんが増えました。たまにアンソロジーもいいですね。

2021/01/16

まちゃ

戦国武将好きの歴史小説ファンにはお薦めです。武将たちがどのような思いで関ヶ原を戦ったのか、武将たちが戦いに臨む描写から夫々の武将の人間性が伝わってきます。優柔不断な愚将と言われる小早川秀秋が勇敢で知略に長けた人物として描かれている「真紅の米」は観点が新鮮で良かったです。

2015/09/26

hiro

天下分け目の戦い 「関ヶ原の戦い」を7人の作家が描いたアンソロジー。それも東西分かれて戦った7人の武将を、7作家が描いて1つの長編にするという目新しい企画で、たいへん面白く読めた。読み終えて、特に西軍の島津義弘(矢野隆)、東軍の徳川家康(伊藤潤)、織田有楽才(天野純希)、そして勝敗を決めた小早川秀秋(冲方丁)が印象に強く残った。それはこの徳川、織田、豊臣(小早川)、島津家4人の関ヶ原の戦いに臨むまでと、関ヶ原の戦いでの思いが、この短編の中で読めたからだと思う。やはり石田三成という男は好きではない。

2015/04/18

ナイスネイチャ

図書館本。関ヶ原の戦いを徳川家康、石田三成、小早川秀秋など王道路線も良かったが、戦嫌いの織田有楽斉と武将の意地を描いた島津義弘が面白かった。今度は大坂夏の陣を描いて欲しいなぁと。

2015/01/10

takaC

ビミョーだな。自分の好みでない方向へ脚色が行き過ぎな感じが強かった。競作の形のにした副作用なのかな。

2015/02/10

感想・レビューをもっと見る